ROBORO

⚂ TRPG感想 （PL）
『劇薬』

皆さん、ついにロボロは〇〇の味を覚えてしまいました……:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

ネタバレ感想

探偵：ゾム
花嫁：コネシマ
記者：ロボロ

このシナリオは「キャラが役を演じとる」っていう設定があって、これがめちゃくちゃ面白い！！ヾ(°∀° )/

HO決めの時に「記者はスリリングな命の駆け引きをしたい人に向いてる」って言われてたんで、戦闘技能を持ってて違和感がない職業にしたろ……と決めてヤクザにしました。

実の所はヤのつく自由業、しかしホテルの中では記者。本人と役柄とのギャップが大きい方がおもろいかなと思い、一人きりのときは粗野な言動、みんなといるときは物腰柔らかい胡散臭いオッサンを目指しました。

キャラクターにはそれぞれ「目的」が配られ、それを達成して脱出するとなんでも願いを叶えて貰える設定やねんな。ロボロのキャラにも「目的」が配布されたんやけど、それがなんと…「指定された3箇所で生き物を殺して生贄にし、悪魔を退散させること」でした:(´◦ω◦｀):

最初、生き物やから虫とか魚とか動物殺したらええやん！！と思ったんやけど、このホテルの中の生き物はどうやら「人間」しかいないようで。目的を同じくする写真家の男の子と一緒に探索してるうちに「あ、これ、人を殺すしかねーな」と気付きました。

けど、ロボロは今までTRPGのなかだろうと、無抵抗な人を殺したことはなかったんですぅ…。たいていの場合は正当防衛しとるうちに止むを得ず…やからね。悪意を持って一方的に命を奪うのには抵抗がありました。

しかし、記者には記者で譲れへん理由があったし、同じ目的の写真家くんも覚悟を決めてたので、人を殺すことにしました。最初は中庭で歌姫を、次は風呂場で学生を、最後はブックコーナーで牧師を。牧師に至っては同じ人殺しやからええねんけど、女の子二人を殺めるときの罪悪感が半端なかったですね……。俺は……殺人の味を覚えてしまった…ぁっ…！！！！

ゾムの子は女優の妹で、普段は引っ込み思案でおどおどしてるタイプやねんけど、「探偵」の役を演じるにあたって凛々しく推理を進めてました。
コネさんの子は京都出身でついつい方言が出そうになるんやけど、「花嫁」として、夫を失った立場を見事に演じきってましたね。

この2人の目的は概ね「花婿の殺人事件の謎を解くこと」やから、利害も一致するし、ずっと一緒に行動してました。ふたりともええ子やし、すぐに意気投合して、かわええ女の子同士できゃっきゃしとるんは見てて微笑ましかったです。

俺は殺人がバレたらあかんので、あんまり一緒に行動できひんかったけど、それはかえって良かったのかも知らんな…。百合の間に男はいらないっぴ！

最初は8人おったのに、最後の生き残りは探偵、花嫁、記者、写真家の4人になりました。
運良くそれぞれの「目的」も達成することが出来て、ついにゴールと思わしき部屋に行くことができました。

そこでゲームマスターに「君たちはクローンで本物は別にいる。ここから出たら正体不明の化け物になるが、もし君たちが望むなら私が身元を保証して住む場所を与えよう。その場合は席に座って食事を取りたまえ」と持ち掛けられるんやけど、
花嫁が「ホテルから出るまでがお芝居だったはずです、ここはまだホテルの中ですよ…！！」と言ってくれて気が付きました。

罠やったんかーーー！！！！！！！

この、最後にゴールで油断したところのひっくり返しがほんまにええなと思いましたね。そこに気付いたコネさんは偉いわ。おかげさまでみんなで無事に脱出して生還エンドを迎えることができました。

ホテルから出る車中でゾムの子が懐いてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。あと2人が連絡先を交換してるのを見て尊死しそうでしたね…。現場からは以上でした。

この3人でやれて凄く楽しかったし、キャラを使い分けて別進行もスムーズにこなすショッピくんはほんまに凄かった。

おかげさまで好きなシナリオになったので、俺もいずれ誰かに回したいです。まだ先になるやろけど。それではこんなところで！(･ω･)ﾉｼ