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40 :グ/ルッペ/ン・フ/ュー/ラー
2018/12/20(木) 00:50

六月になったら

2018/09/23(日) 23:44

どうもグルなんちゃらです。今日から通常営業です。

ようやく、
本当にようやく、

四月の話が書き終わって俺は嬉しい!!!

思わず太文字にしてしまうほど嬉しい。
いや何が嬉しいじゃ五ヶ月前やぞお前という話なんですけども。

ただ書きたいことを時系列順にまとめていた時に気付いたんだが、
五月は書ける話がかなり少ないんだよな。

なぜかと言えば私が企画し遂行していたサークルの方に尽力していたからです。
あいつもよくよく協力してくれ、他のメンバーもみな協力してくれてな。
お陰様で私史上最大の盛り上がりとなったのですが、それ故にのんびり二人で過ごす時間なんてものはあまり取れていなかったんですな。
いやーもう個別でイチャついてるところをぶっちぎって業務連絡とかザラにあったからな
ようやってたなあ・・・

今は特に書きたい気持ちも溢れているのでね
しばらくは日記強化月間としてそれなりに追い付きたい次第です。

ということで、五月の日記はそんな私達について言及していきましょう。

▼以下会員限定(ではない)

あの頃を思い出してみれば、社内恋愛とは言い得て妙だと頷けもします。
今でこそこの通り、あの頃のフラストレーションも相まってバリバリに主張してしまっているわけですが、当時メンバーの前では徹底して秘匿しておりました。
そういう雰囲気が漏れ出てもアカンという意識でいたので、皆の前では敢えて「恋人」であるという意識を頭から外して接する事を心掛けていた程です。

あくまでメンバーの一人。
仲の良い仲間。
それだけの関係性なんだと、自らを騙すかのごとく。

話すことはもちろんありました。
楽しくゲームすることもありました。
チームの大将として戦い、刃を交えることすらありました。

それでもそこに、恋情のひとかけらも零すことはしませんでした。

なによりもそれを許さなかったのは私自身です。
これは、四月一日にすべてを始めることを選んだ私の意志でした。
組織を立ち上げるのも、あいつに告白をすることも、すべてその日にしようと決めていました。

あいつは本当によく出来た男です。

こんな自分勝手な私の意志をよく理解し、汲んで動いてくれました。
タスクが増えて返事の遅れがちな私に文句ひとつ言わず仲間達に目をかけ、
動きすぎて疲れた夜は当たり前に寄り添って、いつまででも体温を分けていてくれました。

俺は知っていました。
あいつが、ずっと独り占めしたいと思ってくれていたことを。
皆が寝静まった夜、寝る前のほんのひとときを二人で過ごしていたあの日。
噛み締めるように零された言葉に、一際想いがこもっていたことを。

「六月入ったらな、二人だけ、を、堪能したい。」

組織の運営は五月末までと決まっていました。
この言葉は、それまでは仲間として協力してくれることと、
それからは恋人として共に過ごしてくれることのこもった、短くも愛おしい一言でした。

今でも思います。
仲間としても、また恋人としてもこいつは本当に恰好良い男だと。

心臓を鷲掴みされるような心地を抱きながら頷きひとつ、そうしてその日もまた、同じ布団に潜ったのでした。
六月までは、もうしばらく。
風待ち月への甘やかな期待も、その時ばかりは眠らせて。



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