183回目のなんとやら

2018/10/01(月) 12:00

今日で、トントンと付き合って半年が経ったそうです。
半年ということで、時系列を一度置いておいて今日の我々の話でも。

俺は普段記念日というものをあまり気にしないたちで、
気にしようと思ってもうっかり当日を過ぎてしまう程度に残念な男なのだが
今回しっかり意識した理由というのは、あいつが俺のために時間を割いて描いてくれた絵のためなのである。
どこかそわそわとした様子のあいつが差し出した一枚の、俺たちが描かれたそれにすっかり舞い上がった俺は、
無駄に正午ちょうどに日記を確保してしまった所存である。
今日も元気にちょろッペンである。

さて、半年――…約１８３日をあいつと共にして思うことと言えば、
ただただ、
今日もあいつが好きだなあ、ということです。

俺はこの１８３日、ただの一度もこれを思わなかった日がないし、
またそれを言わなかった日も恐らくはないです。
繰り返される好きの気持ちは、今日も俺の心の湖に染みわたり、煌々と水面を揺らすばかりです。
そして呼応するようにあいつも１８３日、毎日愛を囁いてくれていました。

いつだったか、ここ一週間くらいの話だったとは思いますが。
毎回同じこと言うてすまんな、と謝られたことがありました。
それを同じことだなんて思ったことがなかったので、俺は思わず笑ってしまったのですが。

時はいつだって流れており、
気持ちもいつだって移ろうものです。
明日同じように好きを言い合える保証なんてどこにもない。
その中で毎日同じ言葉を交わせることの、なんと尊いことか。

だから俺も何度でも言います。
昨日のお前も好きだった、
今日のお前も大好きだと。

紡がれる言葉は強く深く、お互いの心を結び合わせて離さないものになると、俺は確信しているから。
これからもずっと、この赤い旗のはためきを見つめていたいと思うから。

１８３回目の言葉はここに残しておきましょう。
ありふれて大したこともない言葉ですが、目一杯の想いをこめて。

トン氏、トントン。
今日も大好きだぞ。
半年おめでとう。
これからも末永く、よろしくな。