4.なりきりデビューに失敗した男の悲惨な十年間を語る 前編
本当にこの話しなきゃいけないのかなぁー…ねえ西郷…黒歴史回は束縛のでいいじゃんよお…
いや、まぁね。折角僕という姿を使ってるんだし、僕じゃなきゃこの話は確かにできない。それは認めるよ。認めるけどさぁ…それにしたってさあ…
題名ひどすぎない?
どうもみなさんこんばんは、坂本龍馬です。今宵のテーマはですね、まずメタ表現が多大に含まれます。所謂「なりきり」の話をしますんでね、無理だと思ったらその時にどうかバックボタンを押して下さい。というかもう押して下さい。いや僕本当に今日、本棚に並べてくださる皆々様に平謝りする覚悟で放送してるんで本当…。
はい。
ということで語ります。覚悟は決めてまいりましたので、ええ。
題名では語呂よく十年としましたが僕ね、十年どころじゃないです。十数年居ます、このなりきりの世界。衝撃のチャットデビューからこの今に至るまで、どっぷりがっつり浸かってるんで。ええ。もう開き直って言えるね、一生これやってると思うよ!!
休止という休止もさしてせず過ごしてきたこの十数年ですが、まあーこの年月やってきたらね、酸いも甘いも嚙み分けて。日記もバリバリ書いちゃって。愛しい恋人もいてね!今でこそ幸せなもんです。ですが。ですが決して良いことばかりを積み重ねてきたわけではございません、つまり、つまりよ。
この坂本、だいったいの悪さはしてきました。もうほんっと、ほんっとクズなんだけどさぁ、
無断打ち切り、サークル管理しきれずに交代、恋人になってくれた人を一ヵ月で振る、グループ部屋で不機嫌になる、しまいにゃブチ切れ大暴れ、もう本当
大変申し訳ございませんでした合わせる顔もございません…
あ、一応ここ四、五年くらいは流石に落ち着いてそんな悪さはしなくなりましたので、例えこの案件に見覚えがあってもそうそう僕ではないことをここに表明したく…いやまあ五、六年以上前については保証できかねる次第ではありますが…いや…ほんと…すいませんでした…。許してください…
これに関して、詳細と謝罪という名の自己弁護がありまして…ここで語ると尺なんぼあっても足りなくなっちゃうので分けました。はい…ホンットすいませんでした…
詳細と謝罪
>>58まあ、そんな感じでね…札幌生まれなりきり育ち、惹かれる募集はだいたい友達、悪いことやりつつの十数年…そりゃもう、色んなことがあったわけです。
ひととおりの過ち、ひととおりの悪さを働いてようやくある程度真っ当で善良ななりきリストとして無駄にたくさんの経験を積んだ僕がどうなったかと言いますと。
お察しの通り、
こきはじめるんだねえもうね、ひっどいもんよコレ。
あ、打ち切り?オッケーオッケー、白紙送っとくよ、一通でいい?(ピポパポ)
サークル管理?あー余裕余裕、もう何回やったかわかんないくらいなんだよね(笑)
いや大部屋でブチ切れるとかありえないでしょ(笑)角が立つ話は言うとしても極力雰囲気を崩さずに言うのが普通じゃない?(肩をすくめる)
恋人?ああ、今はいないかな。作る必要ないかなーって…一通りのことはやってきたし、そもそもさ、なりきりの楽しみって恋愛だけじゃなくない?恋人持ちの人って恋人の話しかしないし人として底が浅い感じするよね(笑)みたいなのが西郷と出会う前の僕だと思って頂いて結構です。
いくらなんでもこきすぎでは???とお思いの方、
本当にその通りでございます。悪さをしないならしないで大人しくしてりゃあいいのに何がどうしてこきだしてしまうのでしょうか。底が浅いのはお前だろと。しょうゆ皿より浅いぞと。
とまあ、そんなしょうゆ皿野郎にもね。幸運にも運命の出会いが訪れるわけです。
本題こっちなのに前座と言い訳で3000文字使っちゃったんだけど。あっ、ここまで?前フリ前フリ!本題こっからだから。
ここからちゃんとラブなロマンスになりますんで!はい!ご安心ください。恋人の話しかしません僕は。
続きはまた明日!じゃあね、バイバイ!