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43.アインザッツの銃声を(保存)
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8 :グ/ルッペ/ン・フ/ュー/ラー
2018/10/26(金) 11:49

とびっきりの甘い毒

2018/03/26(月) 06:35

すっかり桜が咲いてまぁ暖かいですね。あぁどうもグルッペンです。
クソほど忙しいしやりたい事が山積みなんだがまぁね。一つ一つ行きましょう。明日、というかもう今日の休みは諸々の処理と積んでいる本を読むのと買ったゲームに手を付けるのと、書きたい日記が二本ほど。
その前に、与太話を少し。

日記というコンテンツが好きなんですよ。
読む事も書く事も好きなんだが、そういう話をしたら身内の一人が作ってくれたんですよね。日記を。
作ったよ!の意図でURLが送られてきたわけなんやけど

いやー、まあ。

正直滅茶苦茶ビビった

この日記バレたかと思ったわ。別所だったんで多分違うと思うんですけど(震え声)
わざわざ言う必要もないが隠す必要もまたないと思っているんで見てくれて構わないんだが、流石に突然日記のURL送られてきたらビビるよね。此処かと思った。

まあビビッたのは兎も角、やはり作って貰えるのは嬉しいもんなんでね。
そっちの日記も更新したい、という事で書きたい日記が二本ほどという訳だな。

さて、そんな所でいつものアレだよ!
以下会員限定で(以下略)




あの味を覚えたらもう二度と忘れられはしない。
今回はそういう話である。

俺はどちらかといえば食にそこまで関心が無く、最低限で済ませてしまうことが多い。
だが、そんな食生活の中でも甘い物は別枠にある。

甘味は良いものだ。仕事がひと段落した時に食うチョコレートの格別さと来たらない。
気付いたら俺のデスクの片隅には必ず何かしらの甘味が入っているし、冷蔵庫にはその時々の期間限定スイーツが入っている。

つまり俺にとって甘味は定期的に摂取したいものであり、生活に欠かす事の出来ないものである訳だ。


その前提をまず置いて、結論から言おう。
奴は、甘いのだ。

チョコレートよりもマカロンよりもクッキーよりも、そいつは甘い。
何よりもとびっきり甘い汁を俺が欲しい時に寄越してくる。驚くほど的確なタイミングで、欲しい時に、欲しいだけ。

…それは時には、
頬に触れる指先であり、
隙間無く抱きしめる腕であり、
こちらを求める寂しん坊の言葉であり、

眠る前のひとときの、特別な呼び名でもある。

日々擦り切れていく心に落とされる甘い蜜を、この俺が味わわずに居られる術は無く。
毎日のように摂取を続けてもう何日目だろうか。

きっともう知らなかった頃には戻れないのだろうと思う。
元より戻るつもりもないのだから、よほど毒されているようだ。


甘い物には目がない。
飛び付くのも仕方が無い事なのだ。
言い聞かせて腕の中、隙間も厭うて身を寄せる。


…そういえば先日一緒に食べたウイスキーボンボンより、そのあとにほんの僅か味見したお前の唇の方がよほど甘かったゾ。
また味わえるのはいつの日か。
堪え性の無い俺の事だから、遠い先の話でも無いだろうな。



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