映画の感想書くページ、今年のしんちゃん。
ちょっと前に観たんだけど、めちゃくちゃ面白かったんよね。個人生のコメントでもすげえオススメされたし、ハッチもすごく良かったって言ってたし。んでまあ、丁度いいじゃんってことで観てきたんよ。俺個人としては大満足だったな〜。タイトルがすげえ逸材なのよ。んで、テーマもいい感じに幼稚園児目線だしさ。この歳になるとすげえ泣けて来るんだよな、こういう映画がさあ……。
※あらすじとネタバレ感想
「激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者たち」ってのがタイトルなんだけど、このタイトルが本当に逸材だなって思った。
「子どものしたラクガキを原動力に成り立ってる国・ラクガキングダム」ってのが春日部の空たか〜い所に浮かんでて、そこで暮らしてる人たちがいるんだけどさ。近年ラクガキを行う子どもが少なくなってきた、って事で国の存続が危ぶまれる展開になるんよな。で、そこのちょい偉い立場の一人が暴走しちゃうのよね〜。無理やりラクガキを描かせるなんて良くない!って反対する王様を捕らえて、国から春日部に兵士を送って、子どもに無理やりラクガキさせまくって、ラクガキパワーを溜めて国を復活させるぞ!てめちゃくちゃやり始める訳なんだけど……言っちゃえば空からの侵略みたいなもんで。案の定しんのすけの周りの人間も巻き込まれて行くんだよな。
そんな中、ラクガキングダムの国宝「ミラクルクレヨン」っていう勇者しか使えないクレヨンがしんのすけの手に渡るんよね。【描いたラクガキが実体化する】っていうすげえクレヨン。で、しんのすけはそのクレヨンに選ばれた勇者ってわけ。……俺もこれ欲しいわぁ〜〜〜ペンチマン描きてえよ。実体化しないかな。
話ズレた。しんのすけがそのクレヨンで描いたラクガキのブリーフ、ぶりぶりざえもん、あとななこおねいさん。んでしんのすけね。このラクガキ三人(?)としんのすけで春日部を救うぞ!って流れが大まかな流れ。色々あってしんのすけは春日部からちょっと離れた富士山近くに居るんだけど、そこから春日部までの道のりがやっぱすげーいいんよ。しんのすけと三人の旅って感じでさ〜……勿論道中いろいろある訳じゃん。クセのある仲間ばっかりだしさ。エモいんですわこれが。
で、旅の道中で出会う男の子がいるんよね。確か6歳だったかなー。しんのすけの一個上。その子は母親が春日部に行っちゃったまま帰ってこなくなってて。しんのすけ達が春日部に行くってことだからパーティに加わるんよ。この子がまたいいんだわ〜〜〜もうな〜〜すげぇいいの。予告とかじゃそんなに目立った感じなかったんだけどさ、もう超重要キャラよ。最後の別れの瞬間まで良いわ。
作中別れってのがちょいちょい挟まるんだけど、その別れのシーンもどこを取ってもいいもんだったよね。あとはしんのすけの強さかな〜……。大声出して泣いてもいいでしょって場面がいくつもあんのに全然泣かないし。大人に詰め寄られても強いのなんの。俺なら泣いてるわ。秒で泣くわあんなん。
クライマックスのシーンもめっちゃ良かったんだよな。春日部を救ってんだけど、ちゃんと子どもらしさも滲み出てんのよね。あとは〜……しんのすけが描いたニセななことの関係の変化もめっちゃ良かった。
あとはラストシーン。ここで俺はタイトルの逸材さに大号泣しちゃった。よ、良すぎ〜〜〜……!
あんまり書くとアレだし後半はすげえ暈してるんだけどとにかくエモいわ〜……になる映画だった。
てわけでめちゃくちゃ面白かったわ。すげー良かった。久しぶりにクレしんの映画観に行ったんだけどさ、個人的には超当たりだよな〜。ラストシーンが良い映画っていーよね。
て事で以上感想でしたー。