cheeky monkey. |
~完半混同/乱入不可/交流可能/独り言/R20/同性愛~ | |
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閲覧自己責任 | |
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ぼくたちにしては、かなり大きな喧嘩をしてしまった。理由は簡単だ。ぼくが彼に対して心を閉ざしてしまっていたからだ。 彼は他人の表情を読むのが本当に上手いんだ。 きっと育ちもあるのだろう。ぼく自身も気付かなかった自分のことすらよく見抜いてくれるんだ。 そういうところも彼の中で好きなところのひとつでもあるのだけれど…。 あの時は、ぼくの心が、とある人によって塞がれてしまっていた。 彼は何を思ってそうしたのだろう。 あの大きな喧嘩で、何かが変わった気がするんだ。 変わってしまったけれど、それでもぼくは君を。 君の側を、リザーブさせて欲しい…なんて、思ってしまう。 好きだよ。 ……、どんな形に結ばったっていいんだ。 ぼくたちの色を忘れないようにしよう。 それさえ忘れなければきっと、ずっと、何かしらの形で絆を結んでいけると思うんだ。 なんて、少し夢を抱きすぎだろうか。 Jonathan Joestar |
朝起きると、彼のメモ帳に可愛らしい事が書いてあった。 ぼくがそんな事を思うはずがないのに……、なんて言うとそれはそれで寂しくさせてしまいそうなのでその気持ちはこちらに書いておこうと思う。 今のところぼくは彼に対して悲しいと感じたことがないのだ。 よく眠れたのならそれが一番であると思うし、勉強が大変であるなら頑張って欲しいと願う。 それで言うと寧ろぼくが彼の邪魔をしていないか?と心配になる事もあるけれど、そうであれば今は忙しいとか、何時間後にはゆっくり話せると伝えてくれる彼なのでそこも信頼しているんだ。 恐らくは。寧ろそんな風に彼に対して不安を示さないぼくに不安になるのではないかと考える。 とは言え本当にそうは思っていないし、寂しければぼくだって沢山の走り書きをしてすぐさまメモ帳をいっぱいにするさ。 それくらい彼に遠慮せず気持ちを伝えていける。 ああ……、そうか。 彼もそうだからちゃんと不安だと残してくれたのかな。 だとすると彼ったらとてもかわいいぞ!? ♦ ♦ ♦ 最初の頃は、かわいいかわいいするぼくに対して君よりはカッコいいなんて言っていた君が、今は当然だろうと返す様が愛おしい。 ぼくが変な事を口走ってしまうときだって、最初の頃はとても薄っぺらいオブラートに包んで表現をしてくれていたのに、今では直球の豪速球で返してくれるんだ。 きっとぼくがラグビー部でなければ骨が折れていただろうね!! つい先日の、「やっぱり君がいいな」と再認識してくれたときの話しだ。 正直に言うよ。 とても嬉しかったんだ。 好きな人に、ありのままの自分を受け入れてもらえているのだと知れたあの時ほど幸せな事はなかったよ。ありがとう。 (もちろん、これからもたくさんの幸せを噛み締めていきたいと思う) Jonathan Joestar |
ぼくは彼との出来事で、ムズムズする気持ちが浮かんでどうしようもなくなってしまうことがよくある。 そんなときは秘密の場所で目一杯彼のことを叫んでいるのだけれど、もちろんそこがぼくだけの私有地じゃあないせいでまたアイツが叫びに来たぞと道行く人に白い目で見られてしまうんだ。 まあ、この癖は昔からなので仕方がないさ。 今はダニーがいないので余計にひとりぽっちが目立ってしまうというだけのことだ。 さて、そんな今日なのだけれど、また新しい彼の一面を知ることが出来てぼくは大変嬉しくなったんだ。 彼は頼もしい一面もあるし、ふと可愛らしくなったり、たくさんの表情がある。もちろん本人はクールに振舞っているつもりみたいなので気付いているというのはぼくたけの内緒の話だ。 最近年を越したということで、彼との出会いをぼくひとりで振り返ってみたりをしたこともあった。 出逢ったころは可愛いなァという印象こそあったのだけれど、正直どう距離を縮めていいのか分からなくて内心たじたじしてしまっていたのを思い出す。 もちろん彼に向けては紳士として振舞っていたよ。 そう思うと、あの頃に比べて今のぼくは本当に情けないくらいに自分をさらけ出してしまっているんだ。 なんというか…こう…、かっこいい雰囲気を出していたように思う。…はは、恥ずかしいや。 けれど、今こうして本当のぼく(うっかり淵に頭をぶつけたり急にチョコレートを食べ始める自由さなどだ)を見せていても彼はふんわりと笑って傍に居てくれるのでとても心が温かくなってしまう。 もちろん、どちらかが疲れていたり、不機嫌だったりとなんとなくすれ違ってしまうことがあったとしても、なんだかんだと腹を割って話すことが出来て、それでいて殴り合うような喧嘩には今のところならないのでそういうところも彼の凄いところだと勝手ながらに思っているよ。 そんなことを言うとお互いの努力あってこそだと言われてしまいそうだから言わないけれどね。フフ。 そうしてつまりは、ぼくが本当にぼくらしく気楽に自由に振舞ってしまっても彼は笑ってくれていて、本当に居心地のいい場所となってくれているという事実があるのが幸せなのだ。 ぼくがこう思っているように、少しでも彼にもそう思う部分があると嬉しい。 昨日は新しい試みとして、お互いにすれ違ってしまうときの為のメモ帳もテーブルに常備するようになったのだけれど、それを伝えた途端に可愛らしい走り書きを残してくれていたので嬉しすぎて夜だというのについ小躍りをしてしまった! 欲を言ってしまえば、本当はもっと一緒に過ごしていたいというのが本音ではあるけれど、こうして顔を合わせられない時間にも気持ちを表現できる場所があることで気持ちを深め合えるのでお互いに寂しがりやなぼくたちにはとてもいい手段を見つけてしまったかも知れないな。 こんなに素直に言葉を伝えられる彼に、唯一、愛しているとだけは恥ずかしくて言えやしないぼくを許してほしい。 いつもありがとう。 君は最高の人だよ。 これからだって愛してる。 Jonathan Joestar |
おめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します! 気付いたらもう正月も終わっていてすっかり元通りの生活へと戻ってしまっていた。とてもあっという間過ぎて、正直ぼくは時間の経つ速さに驚いているッ! 挨拶回りなどの行事に、父さんやディオ、そして使用人たちとの団欒の席。知り合いたちとの会食など、やる事が本当に多くて……、情けない話だけれど、ぼくは最終日目前に草臥れてしまったんだ。 もちろん、父さんや客人に失礼のないように振舞っていたつもりなのだけれど、……、フフ、ひとりだけ、そんなぼくに気付いてしまった人がいて驚いてしまった。 その時のぼくがまた情けなくてね。きっと惚けて過ごすことだって出来ただろうに、本当にその人だけにバレてしまったことに対しての動揺が前のめりに出てしまったのだろう。 物凄く慌ててしまったんだ。今思うと笑ってしまうくらい可笑しいや。 子供の頃に父さんが厳しくなってしまって、ディオのおかげで友と呼べるような存在も居なかったぼくからすると、こうして気付かれて気にしてもらえることの方が慣れていなくて、もっとその気持ちの受け取り方をスマートに出来ればよかったな…と少し反省もしているところだ。 しかし、彼がそうして優しく接してくれてことにも、そもそもぼくの些細な変化に気付いてくれたことも本当にありがたいや。 自惚れだと言われて構わない。少しでも気にかけてくれていたのだと思えたこともまた、ぼくにとっては途轍もなく嬉しいことなのだ。 Jonathan Joestar |