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スレ一覧
┗1905.狗も喰わない机上論理(2-6/10)

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6 :芥/川/龍/之/介
2020/09/27(日) 10:53

愛すべく彼の人とは、常日頃休暇も合わず互いに擦れ違いを繰り返している。其れでも互いに衰えぬ愛を紡げるのは、一重に彼の人の寛容さとほんの短い時間の中でも僕を求めて戴ける事に尽きる。

こんな卑しい存在でも彼の人は可愛子と僕に触れてくれるのだから、どれだけの恩を返すべきか見当もつかぬ。

職務の時間が迫っている。亦後程続きを綴る事とする。


追記

「窓の外を見たら可笑しな空を見た」「右を見たら綺麗なのに、左を見たら真っ暗だったんだ」
そう話す彼の人は無邪気で、この僕の濁った眼にも同じ景色をと一生懸命身振りで話すのだ。
生憎と、僕と彼の人の職場は少し離れて居るから、その空は僕には見る事は叶わなかったが…きっと、彼の人が綺麗と言うのならばそうなのだろう。
排気ガスで濁った此の横浜の空にも、そんな色が滲むとは知らない儘で在った。…否、空等普段見上げた事も無かった。

地べたを這いずる狗畜生であれど、彼の人の云う空は美しく映るのであろうか。
亦綺麗なものを見付けたら、今度は写真を撮ってやろうと彼の人は嬉々と話すものだから…次の其の時が来た時は、と。

束の間の幸せというものは、どうしてこうも心を動かすのであろう。今夜もよく眠れそうだ。


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5 :芥/川/龍/之/介(文/豪/S/D)
2020/09/24(木) 21:54


僕の本質は、如何様にもならぬ劣等感と根底から芽生える希死念慮から成るものである。
故に、此の場を借りて陰鬱な鬱憤を吐き出させて頂く。

殆どの場合、此れは彼の人に関する事では無い。
只、己の内なるもの。狗として駆けずる僕の職務や、陽の当たらぬ生活に於ける鬱々としたもの。
愛すべき彼の人の前で、此の様な無様な心など見せたくないと強がるのは、…此れは一種の裏切りに値するだろうか。

…だとしても、其れも僕の弱さ故。
彼の人の前では、爛漫に笑みを浮かべ世話を焼き、頼り甲斐のある一人の男であると。そう思って欲しいと願うばかり。

弱音は繋がりを隠す。
戯言は余りに互いを脆くする。
僕と彼の人は、欺瞞の中で成立する間柄である。

此の一線を越えた後の終焉を、僕は何度も見てきたのだから。

せめて、目の届かぬ場所で、独り何とはない道端の雑草に話し掛ける様な僕の姿は知らぬままで居て欲しい。
心の底から愛しているのだ。亦、依存とも言葉を変えても構わぬ。其れ程に心酔している彼の人に、飼われた儘で居たいのだから。

嗚呼、喉の奥が引っ繰り返る様な苦しみだ。全て吐き戻して仕舞いたく成る程の恐怖だ。僕を貶めるその言葉は、彼の人の光の元でとうに消えたのだと錯覚してしまった。

どうか、僕の元から消えてしまわないで。

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4 :芥/川/龍/之/介(文/豪/S/D)
2020/09/24(木) 11:25


書棚

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2171.君の為の水槽
2263.毒蛇に恋をしてみた


▼white3
1461.にんぎょに魅入られた炎
1595.collection.

▼black
1087.楽園への道標(広報ブログ)



※拝読中。入れ替えし等々一切不要。



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3 :芥/川/龍/之/介(文/豪/S/D)
2020/09/24(木) 11:22


▼僕と此処に関する事柄

・芥/川/龍/之/介(文/豪/S/D)
小汚く矮小成る只の狗。愛する人を"彼の人"と称す。
此れを綴る姿は瞞し故に、らしさを棄てた文面も有り。
依存・執着・愛憎・崇拝…諸々。

・狗も喰えない机上論理(此処)
己の陰鬱な部分を吐き出す捌け口。彼の人と綴る日記は別所に。漫然とした希死念慮と不甲斐なさと、一縷の蜘蛛の糸の如き幸福を詰め込む場所。



※使用PC(順次追加)
芥/川/龍/之/介、太/宰/治、谷/崎/潤/一/郎(文/豪/S/D)
蛇/喰/夢/子、桃/喰/綺/羅/莉(賭/ケ/狂/イ)
ア/リ/ス、ラ/プ/ン/ツ/ェ/ル(死/ノ/ア/リ/ス)
ジ/ェ/イ/ド・リ/ー/チ、ア/ズ/ー/ル・ア/ー/シ/ェ/ン/グ/ロ/ッ/ト(t/w/s/t)

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