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1972.Corpse Reviver【〆】
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32 :
ヨルク・ビス・アエタス
2020/12/26(土) 18:22
界隈で幅を利かす黒沼母の力により、年の瀬迫るこの時期ながら温泉宿(一泊二日)を取ることが叶う。
険しい山道をバスに揺られて数時間。辿り着いた温泉郷は風情ある旅館が立ち並び、あちらこちらで燻る湯気が秘湯の存在を思わせていた。
アラヒトくんのポロリに期待♡
男ふたりの、湯けむり温泉旅。ヨルク:(築百年を越す木造の建物はフロントからして雰囲気に満ち。着物姿の仲居の先導で案内された畳部屋を四方眺めつつ、バスの会話の続きを洩らし)──仲がいいと言うより、女性陣の面倒見が良すぎるんだ。少し首を傾げると誰かしらすぐに飛んでくる。(ボストンバッグを下ろして中身を整理する傍ら、感慨深げに目を細め)……お前もこうして育ってきたんだろうなあ。
アラヒト:顔のいい奴には甘いんだよ、うちの血筋は。…そういや昨日、姉貴がアンタの服大量買いしてたぞ。帰ったら着せ替え人形だ。覚悟しとけよ。(出発前に渡された大荷物。中身を確認する気はまだ起きずに雪のちらつく窓外を眺めつつ返すものの胸中を締めるのはひとつ。…早いところ下半身を締め付ける落ち着かないアレを脱ぎ去りたい)──…夕食前に風呂入ろうぜ。今なら大浴場、貸し切りらしいぞ。
ヨルク:(そんな血筋があるものか…心中反論を述べ、姉・ユウリの部屋を埋め尽くす趣味のものを思い出して慄きのうちに口を噤む。続いた台詞は“早いとこ俺に下着を披露したくてウズウズしているのだな“非常に前向きに解釈し)ああ、そうしよう。(──ややあって脱衣所。海外旅行者向けに丁寧にされた説明に則り、パーカーを脱いで籠へとたたみ。ガラス越しの風呂よりも目は相手の下肢に向いて)……、…。
アラヒト:ガン見すんな。エッチ。(他客の目がないのが救いか。諦めとともにシャツを脱ぎ、ジーンズを落とす。妹のセンスと悪意によって選ばれたのは、フロントにジッパーが走り、黒光りするレザーのジョックストラップ。だが正面からならストリングスに見えよう。気取られる前にしれっと脱いでしまうつもりでジッパーを下げ──大きく体を強張らせ。震え声で頭を垂れ)ッ…、……毛…挟んだ…。
ヨルク:!……、皮じゃなくてよかったな。貸してみろ。(全裸になったところへ痛ましい声。注視していたので当然、一部始終を目撃した。フォローにならないフォローで慰め、腰にタオルを巻きながら相手の真ん前にしゃがみ込み)…………すまん、これは無理だ。(無表情でガッチリ噛んだ様子を確認。南無三、目を閉じれば一気にチャックを引き下ろし。最中ふと触れた尻の感触におもむろに後ろを覗き込み)──す、…すごい。
アラヒト:お、おい待てやめろ落ち着、アッ…!(仰け反って悲鳴を響かせる。デリケートな箇所から毛が数本、葬り去られる痛みの前には、露出した尻を見られる羞恥などもはやどうでもいい。ジッパーから飛び出した逸物が見たこともないほど萎縮している。信じ難いと見開いた目で腰元の顔を見下ろし)お、まえ…!それでも男か…!?女みたいに股間隠しやがって!
ヨルク:珍しく可愛らしいサイ、…(眼前への感想に罵倒が重なり一時固まる。立ち上がって鼻先で睨み、右手は豪快に指摘を取り去り)──っ、たかだか毛の二、三本で騒ぐほうが女々しいぞ!それにほら見ろ、今日は俺の勝ちだ!(タオルを肩に掛け、仁王立ちでアピールし。勝利、いや互角か…鍛え上げられた形の良い尻のインパクトは頭からすっぽ抜けた)
アラヒト:あ?んなわけあるかよ。冗談のセンスがねぇぞ王子様。──…女々しいと思うなら同じ痛みをくらえ!(伸ばした手で金色の下生えを数本、指の腹に挟んで捕らえ、遠慮のない力で引き。ぶち、と根本から抜ける手応えに口角を上げ。溜飲の降りた得意そうな顔、細く柔らかな毛を眼前にかざし鼻を鳴らして)陰毛にもシャンプーしてんのかあ?ずいぶん繊細な毛だな。
ヨルク:うぐ…ッッ!──…おのれアラヒト、五本も抜いたな…っ!(激痛に堪らず前屈みで箇所を押さえ、得意顔へ忌々しげな涙目を向け。モノを握ってやろうかと思ったが深呼吸で切り替え、代わり露出した臀部を思い切り平手で打ち。バチン、軽快な音がこだまする中、早々風呂へと足を向けて)お前は毛も神経も図太すぎる!
次回、ついに
あの男のお色気編へ…♡
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