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┗1972.Corpse Reviver【〆】(89-93/248)
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93 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/03/22(月) 08:40
次元を駆けるカブト2
前回までのおはなし>>82
(俺は女じゃないし自分で採れる、反言する前に駆け出した背を遅れて追い。暫しののち、相手の前にほぼ同じ上背で聳える緑の躯体を視認して)──!キラーマンティスだ、下がってろ!(網を構えながら跳躍し、巨大カマキリの頭を絡め取るとそのまま地面に薙ぎ倒し。すかさず網を回転させ、柄で数発の殴打を浴びせ)くっ、しぶとい奴め…!
あっ、おい…!(躍り出た小柄が怖じもせず攻撃を仕掛ける姿に瞠目。しかし威力が足らず、ダメージは浅い様子である。女の子に守られるなんてダセェ。けど、あんなおばけカマキリ倒せっこない。後方で立ちすくみ戦局をただ眺めていたが、不意に翅を広げて飛び上がったカマキリに反射的、地面を蹴り。網を構える腕を掴むと一目散に逃げ出して。走り、後方から気配が消えた頃おもむろに振り返り)──…諦めたか?…ったく、お前みたいなチビがあんなの倒せるわけねぇだろ!
──第一話…完
【次回作者取材のため休載致します】
#先の戦闘で虫捕り網を失った二人。そこへ虹色カブト出現→やや高い木立に羽休め。アラヒトonヨルク(肩車)で捕獲を試み、瞬間アラヒト首筋に押し当たるヨルク'sチェリー。「こいつ…男…?」──まで考えていたんだが締切に間に合わなかった。すまん。
#作家先生の締め方のセンスに毎回笑う。
>悪い。諸々重なったし、仕切り直したほうがいいかと思って独断で休載しちまった。アンタがいいならいつでも連載再開してくれ。俺としては「ヨルクちゃんって男だったのか!?ちょ、ちょっとパンツ脱いでみろよ…!」イベント回までは続行希望。
#いや、記念日に集中したかったので心の底から助かった。ナイスアラヒト。表彰ものだ。俺のことを分かり過ぎている。……そのあと尻で擦る流れだろ助平め♡ダラダラ続ける癖があるから、お前のそういうところに本当にいつも助けられているし、居心地よく感じているんだ。これからも適度に休載たのむ。
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92 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/03/21(日) 18:33
供養(R20)
● ● ● ●
𓂸 ⋃
『 シンボル 』
アラヒト作
これはアラヒトが20回も書き直した絵だ。
恐らくはこの帳面で最も卑猥なページなので隠しておく。
シンボル……的確なタイトルだな。(微笑)
#やおら投下されたR20表記。エロい話を期待して開いたんだ、俺は。
#それはもう小学生時分、こっそり入手したエロ本の袋綴じを開いた瞬間にも比肩するワクワク感だった。
#なのにどうだ。現れたのは子供の描いた絵を飾るカーチャンだった。
…………。
……、…髪に指を差し入れて玩ばれたり、耳の付け根を擽られたりしながら、深く口付けてもらうのが好きだ。舌先で焦らされるのに耐えかねて強請るように舌を絡めると、もっと深いのが返ってきて思考も酸素も奪い尽くされる。俺より大きい口で食べられるの、堪らない。アラヒトのキス…好きだよ。
…………セッ久の話もするか?…善すぎてあまり覚えていないが。
……なんか…顔に見えてきた。
#(わかる)
象かもしれない。
#……。(喜)
#俺はよく覚えてる。アンタが、射精さずにイくのを見んのが好き。前より先に繋がってるところで気持ちよくなって、俺の腕の中で女になっちまうの。恥ずかしそうに睫毛を伏せる仕草もいい。突くたび髪がさらさら揺れるのも。抵抗なんか知らないみてぇにされるがまま感じてる姿、最高に興奮する。
……。(真っ赤)
剛直に中を埋められるだけで、容易く飛んでしまいそうになる。律動とともに香るレッドムスクが蕩ける頭に追い打ちをかける。俺の中で善くなっている息遣い、掠れた声…ぞくぞくして背中が反る。気持ち良くて……後はそれだけだ。色々な場所を舐めてもらうのも好き。
もっとアラヒトのかたちに、アラヒトのものにされたい。
#なんだよ。覚えてんじゃん。
#そうそう、その顔も好きなんだ。しろい肌真っ赤に染めて…──、なあ。それってさ、俺が色白の子好きだって知っててやってんのか?天然でも可愛いけど、計算だとしてもそれはそれでクる。……で、どこペロペロされるのが好きだって?
#…俺のかたちになっちまったら、他のやつ受け入れんのに苦労するぜ?
そうか?興奮の度合いが上手く伝わったのなら何よりだ。
…開けていきなり行為の感想が飛び込んできたら誰だって赤くなる。俺が「話そうか」と聞いたのに、お前が書くとは思わないだろう。……色々と言ったはずだ。察しろ。
はいはい。選択肢は複数持て、だったな。
#リアルな猥談は書きづらかったんだが、こうやって折り込めばいいんだな。へへ、いいこと知った。
!?散々ウ○コだチ○コだ書いてきたくせに、リアルな猥談には抵抗があるだと…!?
意味が分からない。しかし可愛い。なんなんだこいつ…。
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91 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/03/19(金) 20:57
“イケ♡プリ”というのは、俺がいま絶賛どハマりしている携帯ゲームアプリのタイトルだ。
端的に説明して乙女ゲーである。物語を読み進め、要所要所で表示される選択肢から適切なものを選んでイケメンプリンスの好感度を上げていく。王道型だ。
ちなみに現在攻略中なのは“王子クロヌアラ”。砂漠の国のプリンスで、黒髪黒肌、ハレーム築いて遊んじゃってる系のチャラパリ☆キャラである。こいつの攻略に難儀している。何を言っても軽薄な態度で受け流すため、一向に好感度が上がらないのだ。
✧今日も今日とてやり込んでいると、
「ただいまぁ」と間の抜けた声。会社の飲み会を終えたアラヒト様のご帰宅だ。
一軒目は当たり障りのない居酒屋、二軒目からはキャバクラだろう。この声のトーンは四軒回ったな?…間違いない。そういうとき、俺は特に素っ気なくあしらう。
✧接待。付き合いだ。分かっている。けれども、女性に色目を使いベタベタ触れて間もなくの手で、声で、気安く触れられるのは悲しい。加え、そんなもので喜んでしまう自身も厭わしくて仕方がない。
✧不意、影が落ちる。アラヒトが俺の携帯を覗いている。気配を背中に受けながら、敢えて画面の中に入れ込む風を装った。そのうち
「そんなに根詰めてっと目ぇ悪くなるぜ~?」──陽気な声を響かせて、酒と紫煙、誰かの香水のにおいに塗れたあいつは風呂場の方へ消えていった。
✧耳にはシャワーの水音。液晶にはノーマルエンドの表示。
──……あいつが部屋に戻ってきたら、水を飲ませて。額にも冷え〇タを貼ってやるか。
なあアラヒト。よそ見、しないで。
#なーなー、ヨルクちゃん。今日もそいつの相手してんの?俺も攻略されてぇなー。>お前の梯子、もう少し伸びないの#え…。ひょっとして、帰ってくんなって意味…?>もっとこっち来て。(言われてみればそれも梯子か…抜かった)[
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90 :
黒沼アラヒト
2021/03/19(金) 07:00
飲みすぎた。
何年ぶりだ?酔っ払って帰宅したら、マンションのガラス扉に顔面から突っ込んだ。見えてなかった。
深夜の話。幸い、誰にも目撃されちゃいなかったが、すこぶる派手な音がした。痛覚も鈍ってたのか、その時は気づかなかったものの、朝起きてみれば、額が微妙に腫れてる気がする。こういう時、センターパートって不便だよなあ。いい年してニキビができた時なんか憂鬱の極みだ。
つっても、髪型を変える気にはならない。どうしてって?前髪作ったら、世界で一番気にいらない男とそっくりになっちまうからさ。
✦話が逸れた。
「節制しろ」って小言いうあいつが妙に悲しげに映って以来、酒は控えめにしてたんだ。
…が、世話になった上司の独立祝い、からの4次会まで連れ回されてこのザマ。潰れた上司を家に送るところまでが俺の仕事だ。奥さん美人だったな。普段は真面目な上司だけに、あの醜態には相当驚いてた様子だ。ぶっちゃけ、俺もちょっと引いた。
✦──…にしても。いいよなあ。あんな美人に迎えてもらえて。
うちの美人は近頃、ゲームにハマってる。ゲーム機ないし携帯の画面からチラッと視線だけ上げて、
「帰ったのか」なんてそっけない。
会社近くのカフェで何時間も待たせるのを思えば、全然いいんだけどね。
✦ある時、画面を盗み見た。だって気になるだろ。どんなゲームに夢中なのか。バトル系かと思いきや、まさかの乙女ゲー。
画面の中で微笑う男は確かにかなりのイケメンだが、俺よりそいつがいいのかあ?
なあ。こっち見て、ヨルクちゃん。
#追記…俺らの帳面が変わってるってことについ最近気づいた。ってことで、たまには普通の日記。>恐らく自由帳というものだ、これは。[
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89 :
ヨルク・ビス・アエタス
2021/03/17(水) 13:19
personal letter.翡翠色の眼をしたお前へ
異世界転生者を拾ったエルフより。
溢れんばかりの愛に満ちた言の葉が好きだ。夜明けを思わす美しい装丁が好きだ。──実のところ、一頁目が綴られた日からずっと邪魔させてもらっていた。そんな相手からわざわざ私信を頂戴して嬉しくない訳がない。礼を言うよ、アッシュ・リンクス。
熱を散らすだけの俺たちの行為も、いつか互いに愛おしく思えるものになるだろうか。なにはともあれ、引き続き二人の睦まじい様子を覗かせてほしい。お前たちにこれからも沢山の幸せが降り注ぐように。もしまた言葉を贈る機会に恵まれたなら、そのときはユーシスでも連れてこよう。
うちの日本人と真逆な慎ましいパートナーの彼にもよろしく伝えておいてくれ。お前たち二人は傍目にもぴたりと嵌って映っていると。
↑のパートナーより
ここをチェックしてくれてたんだって?ありがとな。
目立たない位置にあるもんだからと好き勝手にやってたわけだが、アレやソレを読んでもらってたのかと思うと、嬉しい反面、ちょっとばかし照れる。
正直なところ、アンタ達のことは名前と姿しか知らなかったんだ。けど二人の文章を辿るうち、物語にもだんぜん興味が湧いてきた。今後もうちの相棒と一緒に覗かせてもらうよ。おかげで楽しみがひとつ増えたぜ。
私信はこっちだな。
お前と話し出すと止まらなくて駄目だ。
>♡ ←ヨルクちゃんの真似#愛してるぜ♪(😉)←お前の真似だ>(なんだこの腹立つ顔…俺こんなんなのか?)(みたいな表情)#違うな、こうだ。(😜)>なんでだよ。せめてコレ(😘)かコレ(🥳)だろ。おっ!見ろよ。ヨルクちゃんもいたぜ!(🏋️)>…嘘。こっちな♡(🌻)#…………アラヒト、好き…♡#🧝おれ🧝♂親父#🤪あらひと(コカレロ10ショット)#🕺あらひと(明日休み)>(環境依存でヨルクちゃんと族長が瓜二つなんだが…。)#ラリヒト実物見てみたいなぁ。#ならそれが未来の俺の姿だ。[
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82 :
黒沼アラヒト
2021/03/12(金) 13:54
#俺は幼少アラヒトと幼少俺で虫採りに行きたいなあ。お前が嫌でなければ、シチュエーションを交互に出し合って一話完結で話すのもいい。手紙でも、ここでも。
お前が採りたいのは虫じゃなくて俺の一目惚れだろ…?
──…いいなそれ。とりあえずここでやってみるか。どうせなら中身の時間も戻そうぜ。夏休みに爺さんちに遊びにきた俺は、謎の新種カブトを追ううち、見知らぬ森に迷い込んでいた。
#(そんな考えは微塵もなかったものの、よくよく考えれば的を射ている。顔を顰めてそっぽを向き)
#場所の用意と脚色に感謝を。――…教育係が夏風邪に倒れ予期せぬいとまを得た俺は、目付け役の目を忍んで単身森に踏み込んだ。
アラヒト
10さい/145cm
好きな教科は保険・体育・給食。英語の授業で先生がシックスっていうたびにニヤニヤしながら後ろの席を振り返るタイプ。
好きな子に意地悪するなんてダセェまねはしねぇけど、恥ずかしくてちょっとよそよそしくなっちゃうぜ。さいきん近所に住む中学生のリカコちゃんに彼氏ができてショックがでかめだったものの、今は新しく赴任してきた音楽の先生に夢中。
ヨルク
10さい?/137㎝
朝から晩まで帝王学の履修にいそしむ絵に描いたような優等生。子どもはコウノトリが運んでくると思っている。
よし、今日は珍しい虫をたくさん採るぞ。観察して楽しんだあとは速やかにキャッチアンドリリースだ。女の子に見える?そんなこと言う奴は踵でつま先踏んでやる。
…こんな感じでどうだ?
#素晴らしい。
待たせたな。そんじゃあ虫とり大冒険、始めようぜ。
#ああ、この森には何でもいる。ヘラクレスオオカブトをとるぞ。タマムシもアリだ。
次元を駆けるカブト
(こっちに飛んでいったはず。虹色を散らす甲虫の追跡に気を取られ、背高い草間から現れた影へと勢いそのまま突っ込んだ。起き上がって見れば──金髪の女の子。外国人だ。まずい、ゴメンって英語でなんだっけ。シックスとバナナしか出てこない。あー、えっと。逡巡のち手を差し出して)……ゴメン。痛かっただろ。…立てるか?
採れた…!(壮大なタイトルに使命感を覚えつつ。ゲットしたイナゴを斜め掛けしたカゴに閉じ込め立ち上がりしま、何か硬いものにぶち当たって派手に尻もちをつき。痛みに先行する驚きで見上げた先には、高い太陽と蝉時雨を負った美しい黒髪の少年がいた。目を奪われること数秒、遅れて手を取り立ち上がって)――…こっちこそ悪かった。お前は?ケガしてないか。
(小さな顔が持ち上がった途端、熟練の天使に心臓を射抜かれ固まった。かわいい…。リカコちゃんやマユちゃんより…いや、ゆかり先生よりも。白い肌はバニラアイスを思わせるが、掴んだ手は暖かい。暫し呆けていたものの、問う声に我に返るなり慌てて手を離し)…ん。鍛えてっから大丈夫だ。──それより、レインボー・カブトが飛んでこなかったか?こっちに逃げたはずなんだ。
(鍛えてる…?まさかこいつも武を尊ぶ王の血脈か?確かに健康的に焼けた肌に並ぶパーツからは、そこはかとない品格を感じる。ところで問われた虫には覚えがなく)…初めて聞く名だ。(否定にかぶりを振った刹那、視界の端を七色の輝きが過ぎ去り)──!おい、今の、
アイツだ…!(飛び去った方向は、生い茂った草から枝葉の飛び出す獣道。危険そうな香りに興奮混じり叫び)女には危ないからそこで待ってろ!採ってきて──お前にやる!(啖呵を切りつつ草叢へ飛び入り、虹色を追って走ること暫く。…見つけた。茂みより覗く輝きへとしたり顔で近づき、虫とり網を振り下ろした──…が。違和感を覚えるより早く、虹色の眼を光らせた巨大カマキリが姿を現し)……っな、なんだコイツ。カマキリのおばけ…!?