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スレ一覧
┗2378.雨夜の月(58-62/62)
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62 :
五/条/悟(呪/術/廻/戦)
2023/12/07(木) 23:00
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61 :
五/条/悟(呪/術/廻/戦)
2023/11/12(日) 00:55
何とも言い難いところで更新止めちゃってたからとりあえず更新
悟
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60 :
五/条/悟(呪/術/廻/戦)
2023/03/23(木) 20:06
笑い話
結局の所、また体良く遣われてたってだけの話だろ。
お互い様じゃね。アイツも俺もお互いが便利だっただけ。
それで傷付く様な柔なら呪術界自体が向いてねぇから辞めちまえば?補助監督にでもなりゃ良いじゃん。
まあ実際アイツや俺が傷付いたかどうかとかは今となっちゃどうでも良いし、関係ねェし知りたくもねーけど。
これは傑とは全然無関係の奴の話で、傑とは今もラッブラブ。
俺が、久しぶりに感じた喪失の痛みとかやるせなさ、みてぇなのに苛立ってるだけ。
悟
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59 :
五/条/悟(呪/術/廻/戦)
2023/02/03(金) 00:12
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58 :
エ/ミ/ヤ(f/a/t/e)
2023/01/28(土) 19:29
#「優しいだけの人ってすぐ飽きられるわよ。」
そんなことはない筈だ、と口から出かけた言葉が喉の辺りでまごつく。そもそも私は優しくはないのだがという常の論調を以てしてもすぐさま否定することは叶わなかった。何故なら、大なり小なり今までの私の経験にも当て嵌まる言葉で、それが真実ではないかと思わせるだけの場数を彼女は踏んで来たのだろうから。
#「アイツって多分そこそこ自由な気質でしょう。今はあんたが構うからそれで良いかも知れないけど、アイツはそれが次第に重く感じるんじゃないの?」
ぐうの音も出なかった。自由な彼が好きなのに、私は縋るばかりでそれが重りになる日がくるんじゃないかと恐れているのも事実だ。凛に言われるまでもなく、元からあった懸念で、完全に図星だった。いつかの日に『お前は枷のようだ。』と告げた声が脳裏を過る。
#「待ってるだけ、縋るだけ、何でも許してあげるって重たいのが滲み出てるわよ。アンタが許容すれば相手はどんどん自由になって勝手になってくんだから、アンタもたまには勝手に自由にしたら?」
ランサーは好意に胡座を掻くようなそんな身勝手な男ではないと思うが、それ以前に自分の言動に重さが滲み出ていると言われたことがショックでその場で否定しそびれてしまった。
凛は純粋に私を想って言ってくれているのであって、ランサーを貶したいわけでもなく、一方的に何かをされるのは誰であれ多少は負担なものなのだと言いたいのだろうと思う。なのに、やけに鮮明に過去の実感を伴って言葉が胸中で渦を巻く。
もし、私が好意でしていたことや彼が好きだからとしていたことが、押し付けがましく重く鬱陶しい、ドロリとしたものだったとしたら?
見返りなど要らないと言いつつも一心に愛を求めることこそが、重さの正体や執着の形であったとしたら?
エミヤ
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