忙しさに心が失われることはない。 ましてや、ヒトとして心を得た君の輝かしい心が なくなることはないだろう。 君の心が存在していることを僕は知っている。 空の向こうと此方とに離れているとはいえ、 精力的に活動する姿は見えているし、 その名も聞こえてくる。 そう、資本となる身体の様子は気に掛かるけれども 全体を見ればとても順調に回っていることだろう。 個としての活動も、ユニットとしての活動も 問題なく行うことができている。 この状況に感謝すべきなのだろうね。 ……まぁ、もう七十年もすれば 嫌でもプライベートの時間のみを持つことになるのだし。 もっとも、僕は生涯現役を貫く天性の芸術家だ。 幾つになろうとも引退の文字は迫らないのだよ。 そうなれば立場逆転というものだ。 精魂込めて励みたまえ。 |