▼幕まくあい間

芝居の演技が一段落して幕をおろしているあいだ。
芝居の休憩時間。
そんなあわいに色気も無く簡素に走り書くノートの切れ端。(の、ふりをした盛大なラブレター)

※Ｒ18、腐要素、半完混合

Mourir sur scène.
舞台の上で死ぬ

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153 :空＿閑＿愁(高＿校＿星＿歌＿劇）
2020/06/11(木) 14:35

随分ご無沙汰、どころの騒ぎじゃねえ。
最後まで書くっつったの、嘘にしねえ様にしたいんだが…書くこと、書くこと…

何かあったか？とりあえず、忘れてねえって事は書き残して置く。
（見てるかは知らねえが…）

追伸、俺達はちゃんと一緒に居るよ。変な心配は大丈夫。

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152 :空＿閑＿愁
2020/01/14(火) 09:47

ここだけの話、食えれば何でも美味いって思う。――何の話だって話題だが、昨日そんな話をしたから。
大概の食い物は美味いと感じる。良い風に聞こえるが、要はあんまり拘りが無いのかも知れない。知れないっつーか、多分ねえ。
嫌いなものが無い訳じゃないが、極端に少ない方ではある。公の場の食事なんかじゃ食えない物がないお陰で「躾が良かったんだろう」と評されることもあるからお袋には感謝してる。ただがっつかない様に気を付けねえとだ。

虎石はその点しっかりと栄養だの、バランスだの考えて食ってる。たまにアイツが作った飯を見せて貰うんだがいつも綺麗で美味そうだ。俺は基本的に量食えれば問題ない所があるし、自炊するにしたって細々したおかずより丼とか肉焼いたのとか、そんな感じで…むしろほぼインスタント頼りだったりするからそういう面でのマメさは見習わないとな。いつもすげえなって思うからそのまま伝えるんだけど、それが虎石にとっては普通のことらしくて「んなことねえ」って返される。それを当たり前だと思って出来るってのはきっと「躾が良かったんだろう」こういうものは習慣だ、一日二日で身に付くものでもねえ。心底偉いなって思ってる。思ってるから今度また卵焼きを焼いてくれ、頼んだ。

少しだけ暖かくなってきたように感じる。春はまだしばらく遠いとは思うけど。ああ、でも朝布団から出るのが遅いのは相変わらず。

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151 :空＿閑＿愁
2019/11/24(日) 00:00

過ごしやすい日々がいつの間にか去って、明け方の寒さに目覚めるようになった。
冬は食い物が美味い。秋も同じことを思ったが、寒い時期は美味い物が多い。だからこの季節はそんなに嫌いでもないが、随分と馬鹿寒がりな俺の恋人の事を思えば出来ればもう少し穏やかに気候が変わってくれると良いなと思ったりもする。随分過保護になったな…。

それはさておき、此処に何かを書くのも久しぶりになった。単純に伝えたい事を直接本人に言えるようになったせいってのもあるが、長々と文書を書いちまう癖がある割に頭の方の出来は良くないものだから書いた文章に目を通して、そのあまりの脈絡のなさに書き直して、を繰り返しているうちに旬を逃す。旬ってなんだ。またきっとこれもその内読み返して首を傾げるんだろうな。言葉にすることも、文字にすることもどっちも同じだけ難しい。

言い回しとか、表現とか可笑しいってのも良く言われたりする。要するに分かり難いって事か…いや、回りくどい？こっちかも知れねえな。

そんな回りくどくて面倒臭い俺の隣に一年、呆れず一緒に居てくれてる奴が居るって事、すげえと改めて思う。なあ虎石、一年早かったな。去年の今頃にはもうお前の事がとっくに好きで、一年経った今も変わらず、むしろあの頃よりもうんと愛してる。回りくどい俺でもちゃんと伝えられているだろうか。もし足りなくなった時は言ってくれ、気の利いたことは言えないけどお前が満たされるまで、喉が枯れても伝えてやるから。

この世界に同じ顔が何人いるか分からねえけど、お前で良かった。
元気な時も、拗ねてる時も、素直な時も、しょぼくれてる時も、どんな時のお前も誰にもやりたくないって位には愛してる。

まだ忙しい時期が続くだろうから身体だけは気を付けろ。明日からも、その先も、ずっと一緒に馬鹿やってくれ。…何か纏まらねえけど…これからもどうぞ俺の事を宜しく。

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150 :空＿閑＿愁
2019/10/19(土) 03:40

あんまりにも愛しくて大切で優しくて泣きたくなった。
腕の中の暖かい人を手離すことは出来ない。
大事にしたい、強く在りたい。

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