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┗765.AZALEA【保存】(40-44/44)

44 :夢／野／幻／太／郎
2020/03/18(水) 20:39

お久しぶりです、ご機嫌よう！
貴方の夢野幻太郎です！

え？誰の振りだって？ハハハッ、私は髪を楽器のように弾けたりはしませんよ。

そんなことより、日記のタイトルに【保存】と書いているのに記事を書いて上げるなんてとお思いのことでしょう。なに、ちょっといろいろございましてご報告にきたでありんす。

#

独歩と離婚しました。

以上！

お互い同意の上で友人に戻りました。
特段揉めもしなかったのでお察しくださいまし〜。正直なところ書くことがないんですよね。
書いたら書いたで愚痴っぽくなりますし、どうせなのでこの経験は今後の創作活動に活かそうと思っていますよ。

# お金になーれ！
> 仕事柄、日々のあれやこれやは全て飯の種ですからねぇ。チャリンチャリーン。上手く稼げたら独歩に美味しいものでも差し上げるとしましょう。チロルチョコとか。

チロルチョコはきなこもちが好きです。

小生へのバレンタインは編集部へお願いしますね。
編集部から此方へ持ってきてもらうのにも時間がかかりますので、なるべく日持ちするものだと助かります。

そういえば、新型なんとかが出回っているそうですねぇ。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
麻呂はダメダメでおじゃる〜。まろまろ。

実際のところ、ネタになりそうだと彼是調べてみるとSF小説も吃驚の某が出てくるので吃驚していますよ。
正に、現実は小説より奇なり。

みなさん、どうぞ情報は正しく取捨選択してください。流れてくるニュースをただ鵜呑みにしているだけでは、踊らされるだけですよ。

どうせ踊るなら知ったうえで楽しく踊って、全てまるっと飲み込んで見世物に仕立て上げられるくらいになってしまいましょう。其方の方がずっと愉しい。

楽しい楽しい現実を、笑って遊び尽くしましょう。

# 情けは人の為ならず。

それではご機嫌よう。また会う日まで。

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43 :夢｜野｜幻｜太｜郎(ヒ／プ／ノ／シ／ス／マ／イ／ク)
2019/09/27(金) 00:00

# ディビジョンが増えても小生のことを忘れないでください！

すごいのきましたね。

> のちへん

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42 :夢｜野｜幻｜太｜郎(ヒ／プ／ノ／シ／ス／マ／イ／ク)
2019/07/28(日) 09:00

# はじめてのガレット

朝、目が覚めて小生は思いました。
「パンが食べたい」と。

しかし我が家にパンはなし。今から焼くにも、発酵だのなんだのに時間がかかる。
ならば、小麦粉なら何でもいいかと、小麦粉を使った時短レシピを探して出会ったのが「ガレット」でした。
ガレットというと独歩の好物の一つ、上手にできたら褒めてもらえるかもしれない。小生食べたことないんですけど。正解の味も知りませんが、レシピがあればなんとかなるでしょう、たぶん。

> 小麦粉1に対して牛乳2くらい入れれば良さそうだとザックリ計算したり。
> 小さいフライパンでも作れるように分量を適当に変えたり。
> 牛乳もないので水にし、卵は使わずに済まそうとしたり。

おおよそ初めて作るとは思えないくらいにレシピを改変しまくって生地をフライパンに流し入れたところで小生は気付きました。

# 「これ、ただのクレープなのでは？」

しかも、小麦粉1に対して水2は多すぎた。
小麦粉2に対して水3ですね？端の方が薄い膜状態になってしまった。

まあ、しかしここまで来てやめるわけにもいかないと、レシピ通りにとろけるチーズとほうれん草、薄切りしたウィンナーをのせて真ん中に卵を落とし、蓋をして蒸し焼きに。

フライパンいっぱいの野菜に心が踊ります。
朝から野菜。幸せですね。

よし、あとは端を内側に畳んで四角くするだけ。フライ返し片手に小生はウキウキと生地の端にフライ返しを差し入れ……

# 「……折り曲げる余力がないな？」

はい、此処で「フライパンいっぱいの野菜」の伏線回収です。
お察しのとおり、具材が多すぎて生地のギリギリ近くまであるため、生地を折り曲げる余力がないのです。

しかも無理やり折り曲げたら薄い膜が破れる始末。
具材が多過ぎるせいか、生地が弱すぎるせいか、フライパンから皿に移すことすらままならず、小生は仕方なしにフライパンに乗せたまま食べることにしました。

結論。
# ほうれん草とウィンナーとチーズと卵の味しかしなかった。

ほうれん草とウィンナーは下拵えとして下味をしっかりつけていたのですが、完全にその味しかしない。
美味しい。美味しいんですけど、これただのほうれん草炒めですね？

> ちょっとしょんぼり

気を取り直して、お昼はブリトーチャレンジです。
小麦ざんまい！

心を切り替え、スーパーヒーロータイムしてまいります。わっつゆあねーむ・じ！おー！

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41 :夢｜野｜幻｜太｜郎(ヒ／プ／ノ／シ／ス／マ／イ／ク)
2019/07/27(土) 20:00

お久しぶりです、こんばんは。
3ヶ月振りの更新ですが、皆さん如何お過ごしだったでしょうか。

小生は社会の荒波に揉まれっぱなしで〆切と死闘を繰り広げる毎日ですが、独歩との縁は変わらず続いておりますよ。
先日は「行ってきます」のキスをしていただいて、朝からキュンキュンいたしました。何気ない日常ですが、なかなか見送りは出来ない日々ですのでね？
他にもいろいろ惚れ直しポイントはあるので、小生は飽きることもなく独歩が好きで好きで仕方がないのですが……まぁ、キュンキュンというより、ほんわかというか噛み締める感じなのだけれど。
> 独歩の方はどうなのやら。麻呂は甘えてばかりな気がして気が気でないでおじゃる。

出逢った当初は毎日ときめいていた、という話をしたばかりで最近はときめき不足なのだろうかと少し不安に思ったりもしたのですが、調べたところ人間というのは刺激を受けすぎることがないように慣れるという習性があるそうで、恋愛のドキドキも時が経つにつれて少しずつ減っていくものなのだそうです。
納得すると同時に、「慣れ」と聞いて以前本で読んだ言葉が頭をよぎりました。

# 「ありがとう」の反対は「当たり前」

「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」。即ち、有り難いことに対する感謝の気持ちなのである、と。
> 当たり前と思えば、感謝の気持ちなど出てくるわけがありませんからね。

独歩の存在が、どれだけ有り難いものなのか。
小生は日々それを噛み締めています。
> これから、独歩のために何ができるだろうかと考えると、少し自信を無くしてしまうのだけれど。

# 独歩と恋人となって、一年が過ぎました

いろんなことがありました。お互いの間でもそうですし、個人的にもいろいろと。
独歩にはたくさん支えてもらいました。

楽しい時に楽しく一緒に居られる方というのは、探してみればそこそこ見つかるものだと思います。
しかし、喧嘩したり、険悪になってしまった後に、なぁなぁとせず、諦めもせず、ちゃんと仲直りができる相手というのはとても希少だと思うのです。

独歩とは、何かあってもその都度きちんと話し合って、お互い納得して今に至っていると思っています。
> ……小生の独りよがりでないといいのだけれど。

小生は周り方々の愚痴を聞くことも多いのですが、その関係が夫婦でも恋人でも友人でも、拗れた相手とまともに話ができる人はそう多くないようでしてね。

──それを聞くたび、独歩と築けている関係がどれほど尊いものなのか、と。

独歩と出逢えたことが、どれほど幸運なことだったのかと、胸がいっぱいになるのです。

好きだよ、独歩。
これからもずっと、独歩と一緒に過ごしていきたい。

そのために、俺ができることをしよう。

まずは心身を整えて。
もっと稼げるようにスキルを磨いて。
無理なく、焦らず、一歩ずつ。

もっと格好良くなりますから、もう少し見守っていてくださいね。なんて。

> まぁ、全部嘘ですけど。

本当は独歩と──

# 続きは9月に●●書店より発売される『真夜中のお茶会』にて！

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40 :夢｜野｜幻｜太｜郎(ヒ／プ／ノ／シ／ス／マ／イ／ク)
2019/04/28(日) 03:09

御機嫌よう。
近頃嬉しくても辛くても吐きそうになる男、夢野幻太郎です。

ときめいたとき、原稿について担当から叱責された時、何かあるたび「つらい…吐きそうだ…」と言っていたところ、乱数からついに言われました。

# 「あははっ！幻太郎ってマンボウみたいだね！」

マンボウ。
何やっても死ぬと噂のマンボウ。
たしかに何やっても(内臓が)死んでるので否定できない。
> 独歩に報告したら普通に納得されました。つらい。

ちなみに、うっかりアイドルにハマりまして推しが出来たのですが、その推しをたくさん摂取したところおえってなりまして。
それも独歩に報告したらですね？

> 「マンボウ以下」

という烙印を押されました。
仮にも嫁になんということを！

マンボウ以下の弱さってヤバすぎませんか？
こんなメンタルがか弱い妾がラップバトルなんて無理でおじゃる〜！嘘ですけど。

一度ストレスで拒食になってからどうにも上にも下にも精神が動くと内臓にダメージがいくようになりましてね……ラップバトル中は脳内麻薬が出てるのか、何言われようが平気なのですが。

さて。そんなメンタル激弱な小生ですが。

# 自己嫌悪のため閲覧注意

独歩に「お見合いしに行く」と言われて泣きました。

独歩は早起きだそうで。
お見合いだそうで休みとって、と。

驚いたんですが、普段マンボウ以下の内臓持ちなはずの小生は吐き気とかそんなものを一切感じず、ぼろぼろと涙が溢れてまいりました。

本当は、別の用事だそうです。
言い間違えたのだそうです。

> どういう言い間違えだ。……眠そうだったので、そういうこともあるのかもしれません。

明日は証拠の写真をたくさん送ると約束してくださいました。信じるしかないので信じましょう。独歩の言葉を。

……信じる、という小生が、なぜ日記にこんなことを書いているのかと言うと、ですね。

何故泣いたのか、分かったんですよ。

> 狭まった気管支に押し込められた何かが舌の根に突き刺さって、音にならない慟哭は喉奥を焼く痛みだけを俺に刻み。

あの時、小生は拒絶しました。
自分の本音を。

分からないふりをして、良い子になって、仕方ないことなのだと。

> 見合いに行くのか。
> 突然決まったのか…職場の紹介か？休みが突然取れたのならそうなのかもしれない。
> 別の用事？どちらが本当だ？
> 嘘か。いや、どちらでもいいか。
> 良い結果になるように願わなくては。
> 早く寝ないと。寝なければ明日に響く。

当たり前のように考えていた。
あのとき俺は、あっさりと俺自身を見殺しにしたんだ。独歩を愛している俺を、独歩と一緒にいて欲しい僕を、当然のように殺した。

# 行かないで、と。

言えなかった。
そんな言葉、浮かびすらしなかった。

無意識に、あっさりと、当然のように殺された独歩を愛する僕は「そんなものに行かないでくれ」と叫んでいたんだ。

だから代わりに涙が出て、混乱していると勘違いした俺は「話は明日聞くから、寝ましょう」と終わらせようとした。

はい。これは警告と賞賛、謝罪の日記なのです。

# 嘘吐きな小生へ
くだらない嘘ばかり吐いているから、咄嗟に自分の本音すら分からなくなるんだ。
当然整然正義に道理、そんなもので押し込めているから"退屈"なんじゃないか？

# 殺されてしまった僕へ
よくがんばりましたね。お疲れ様でした。

# 寝入りを邪魔してしまった独歩へ
すみません。あのときは、貴方を寝かせるために泣き止みました。嘘はついてないが本当でもなかった。
貴方を信じると、今は寝かせるためでなく心から言える。どうか今日という日を楽しんで。
> 欲を出すなら、もっと早めに予定を教えてください。突然すぎでしょう、ばか。

なんて。

そろそろ独歩に捨てられそうだな。
まあ、いいか。もう、いい。……なんて、嘘ですよ。
自己嫌悪です。本当は嫌われたくも捨てられたくもない。なのに自制もできない、未熟で愚かな自分を変えれなくて、嫌気がさして、自分を悪者にして諦めてその未来を受け入れようとしている。
馬鹿馬鹿しい話だ、分かっているなら改善したらいい。こんなことは、やらない言い訳にすぎない……

さて。独歩の起きる時間まで起きておいて、彼を見送ってから眠るとしましょう。

あと少しだ、なんてことない。

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