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1669.Ab ovo ウスクェ アド mala(保存)
 ┗8

8 :エ/シ/デ/ィ/シ
2019/08/17(土) 08:22

時折、自分を卑下する思考が脳内で「幸せでいてほしい会議」を頻発させる時期があった。
「おれよりふさわしい人間がいるのでは」
議題。高い確率で挙手をしてくる。
「今日まで伝えてくれた気持ちについて頭からスッぽ抜けている」
反論だ。弱腰の思考が普通にたち消える(強い)
「ともに居てくれるかぎりはおれよりも性根の曲がった者とは行き逢わねえ」
それなりに納得がいくひとつの在りかたか。
チと及び腰の精神っぽい思考だが少なくとも意図して陥れたりはしない心持ちなら確かなもんだ。
それと同時、それのみでない。一人でもかなりしっかりしておるからな……心配ない…わけでもない……
危なっかしくはある…(そして一人にはしたくない)
見まもりたい。日々、いろんなものを受け取っている。それがない毎日は。
きりだそうと考えたことは、ある。
だがその明日を、いざまじめに…具体的に頭に浮かべ思い知った。
「出来ぬ」
おそれたのだ。どうして出来よう?深く考えることを脳が拒みすらした。
知らしめた。はしった怖気が、単に想像をしただけでのしかかってきた重みが「できねえことだ」と。

いつも嬉しそうに名を呼んでくれる今が、おれにくれたこれまでの日々が思わせてくれる…
そんな大それたこたー絶対にやりたくはねえと。やらねえ、と。
幸い、言いだす前に気づけた。決して実行にうつせたもんじゃあねえと骨身にしみた。
近くに居てえと感じる。ともにと願えるからこそ…近くにいないという選択を、捨てられる。
「終わらせなくても最後は自動で来る」という言葉がある。
卑下の理由は根深いのでいずれ再び挙手をするだろうが、今は終わらしたくねえと気づけている。
そこは大きな収穫だ。

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