疲れが溜まっててちょ〜っとソファに腰掛けて目を瞑った……だけのはずなのに、目が覚めたら日付が変わってた。そして俺を待ってくれていた左馬刻が入れ違いで寝た。結局三時頃あいつがむにゃむにゃ起きてきて、寝ぼけ半分くらいの感じで話しかけてきたから寝ような、って左馬刻を寝かせた後に俺も寝た。いやあ、よく寝た。いいことだ。
なんだろうな。情けねぇはなし、自分が目覚めた後のシーンとした部屋がすげえ寂しくてよ。そのままどんどん気分が沈んでって、色んなこと考えちまって。普段はあいつの男としてこんなところで躓けねぇとか立ち止まれねぇとか、そういう気持ちで構えて振り払えるくらいの強さはあったと思うんだけど……まあ、そんな日もあるか。ちなみに寝たら落ち着いた。結論!左馬刻が寝たらうだうだ考えずに俺も寝る!