くうう〜っ……左馬刻が兄貴属性を存分に発揮していて、あまりの心地良さにごろごろ甘えていたらそのまま即寝キメちまったぜ……。甘えるより甘やかすのが好きなはずなのに左馬刻にはついつい甘えちまってる。
元々俺は自分が弱ってる所を見せることに抵抗があって誰かに甘えたりって経験がなかったんだよな。格好悪いって幻滅されるんじゃねーかと思ったし。どんなことも全部受け入れて笑っていられたり、何事にもでっかく構えてることが俺の存在価値だと思ってた。それを変えてくれたのが左馬刻なんだよなぁ。
左馬刻の隣はすごく居心地がいい。左馬刻のことが好きだからこそ他の誰よりも自分のことを知ってほしいと思うし、俺は臆さずに自分を曝け出せてる。左馬刻も同じように思ってくれていたら俺も嬉しい。