朝メシ食いながら窓から外見てるときはすげえ日が照っててさ。まだまだ夏が抜けてねぇな〜って思いながら家を出たんだけど、思ったより風がひんやりしてるしほんのり秋のにおいっつーか……その、形容し難いけど季節のにおいってあるよな?それを感じてテンション上がった。秋、冬って寒くなってくると人恋しい時期のイメージがあって憂いに沈みがちだったんだが、左馬刻と付き合ってから一変したんだ。
付き合ってからはじめての秋。この季節は苦手なんだ、と左馬刻に伝えたら「俺が塗り替えてやる。秋冬は俺の好きな季節だしな。俺の好きなもんを好きにさせてやる。」って言われて…………んで見事好きにさせられたんだよな〜〜〜。なんで好きになれたかだって?単純に左馬刻と過ごす毎日が楽しかったからだとおもう。寂しさを感じる間も無くあいつが俺を包んでくれたから。くう〜っ、幸せ者だな、俺。
今日の話するぜ。あいつに毎日尻のにおい嗅いでいいか?って聞いたらダメに決まってんだろってビンタくらいました。なんで?って訊いたら、逆になんで許可降りると思ったんだって往復ビンタくらいました。今でもなんで断られたかちょっと分かんねぇ。なんでだ?