今まで、僕は良くも悪くも何処か冷めてて。去っていく人間に対して一瞬の虚しさはあってもそれ以上でもそれ以下でもなくて。まぁ仕方ないよねって、俺もそんなずっと一緒に居たくなるような面白味のある人間でもないしなって。そうやっていつしか日常に戻ってたんだよ。
なのに何だろうねあの人は。なんでこうもずっと居座り続けるんだろう。こんなの初めて、とか言うけどさ良く。でもそんなのってさ、どこまで本当か問われたら怪しいとこあるでしょみんな。でもまじでさ、本当にこんなの初めてなんだよね。俺にとってあの人は、大好きな人だし大好きな親友だし大好きな相棒だし大好きなメンバーで。全てだったんだ。いや、全てなんだ。今も変わらず。
欲を言えば今すぐ戻って来て欲しいし傍に居て欲しい。こんな風に考えちゃうのも所謂こんなの初めてってやつで。でも、でもそれ以上に欲を言うなら、それが許されるなら。ちゃんと幸せで居て欲しい。誰よりも幸せで居て欲しい。大好きな人たちと大好きな仕事に囲まれて、病気とか事故とかそういうのなく健康で居て欲しい。そろそろでしょう、でかい仕事。貴方なら大丈夫、絶対。
俺は、さっきも言ったけど本当に情けないくらい彼が全てだったから。だから、あの時から俺という存在は時が止まったままでいます。きっとこれから先なんてないし、考えられないし、うん。きっとこのまま止まったままになるんだろうなと思ってます。別にね、これもし読んでくれたらとかそんなあわよくば的なものじゃないんですよ。纏まってないのも知ってるし。俺はね、恋人として傍に居るようになるずっと前から、彼ありきで存在出来てたみたいです。気付くの遅くて自分でも呆れちゃうけど。
でももし、本当にもしも、いつかふと会いに来てやってもいいかなとか思ったらいつでも会いに来てね。うん。いつでも待ってるよ。
覚えやすいねって君が言ってくれた特別な日です。今日は仕事が順調で、少しだけ巻いて終わりました。毎日仕事かゲームか寝るかっていう面白味のないもので、日記に書いておくようなこともこれといってないんだけどさ。今日はなんとなく、ここに残しておきたかったんだよね。
気分に波もなくてね、まぁ平和といえば平和なんだろうか。一生分の幸せがぎゅっと凝縮でもされてたのかな。君がちゃんと笑えてたら、俺はそれで幸せです。出会ってくれて、幸せにしてくれてありがとう。
ちゃんと元気で居てくれればそれで良いっていう気持ちと、それでもどうしようもなく会いたい気持ちがぐちゃぐちゃと渦を巻いています。人間って欲深いよね。もう要らないってそう言われたら諦めつくんだろうか。まぁ要らないよね、俺だったら要らないもの。
毎日夢に出てくるし、それにはっとして起きるし、起きたら起きたで落胆して一日が始まる。いっそのこと自分ごと、丸ごと捨てられたらな。なんてことを考えつつ今日も眠ります。みなさん今日もお疲れ様です。明日も頑張ろうね。
俺ね、よく知り合った人達から淡白そうとか冷めてそうとか言われるんだよ。俺もね、そう思ってて。こう、何て言うんだろう。感情豊かなタイプではないというか。何か物事が起こったとしても、まぁ仕方ないよね遅かれ早かれそうなったんだからって割と冷静に受け止められるし。
でも駄目だね、こればっかりは駄目というか無理だ。全部だから。俺の全部。大袈裟でも何でもなく、俺の全部なんだよ今でもずっと。ね、分かるでしょう。