あの時どうしていれば失わなかったのかと何度も振り返るけど、あの時に戻ることは出来ないのだからいい加減に立ち上がらなきゃいけない。捨てるつもりはないし、捨てなくちゃいけないこともない。だってその時の私は、その時の想いは紛れもなく全力だった。そんな私を、今の私が否定してしまうのは悲しい。ダメだったけど。叶わなかったけど。無駄だったかもしれないけど。無意味だったかもしれないけど。でも、いつか笑い話にしてみせる。私を私が認めてあげないで、どうして他人に好かれるのって話よね。
相変わらず痛む心を抱き締めて、それでも私は前を向く。

すべてを投げ出すのは簡単だなんて、そんなことは虚言だ。すべてを投げ出すのは酷く難しい。自分を晒け出すくらいならば、いくらでも我慢してしまう。それはちっぽけなプライドで、それは情けない自尊心で、それは誰も守ってくれない自分を守るための防衛策なんだ。だから捨てられない。どれだけ捨てたら楽になると言われても、今の自分にしがみついてしまう。壊してくれるはずの君は、もういない。
>修繕
もっと楽に生きればいい。もっと不真面目になればいい。自意識過剰も大概にしなきゃ、これ以上に嫌われることなんてないんだよ。誰かに好かれてると思い込むから、勝手に自爆するんだ。大丈夫だよ、僕が壊れたところで誰も悲しまない。だからもっと楽しもうぜ。楽しく楽しく楽しく楽しく、楽しいって何だっけ。
>修繕
好きや愛してるを伝えても信用されないんだから、もう口にする必要はないんだって思ったけれど、それでも伝えたいのは自分のエゴでしかないね。ねえ、好きだよ、愛してる。どうせなら君の手で、

小鳥の帰る場所で在りたいと、僕は何度でも願ってしまうんだ。
たとえもう、帰ってくることがなくてもね。

終わらないけど報われない片思いに足を踏み込んでしまっている気がしてならない、そんな夜。ああー嫌になる、自分の甘さ。自分の甘ったるさ。許されていると自惚れているのよ。干渉しすぎは失敗するんだって、私は過去の経験から何も学んでないのかしら！
恋は盲目って本当に恐ろしいわね。周りを見なくても構わないって、ただ一人を見ていたら充分だって、肝心な何かを自分で見えなくしてしまうんだもの。それでもいいって踏み込んでしまうには、私は何度となく失敗をし続けている。幼い子なら許される過ちも、私はもう子供じゃない。いい加減に大人になりたいわ。
美味しいお酒が飲みたい…ム／ロさんたちとのしゃぶしゃぶパーティーでは、こんな弱音を吐かないようにしなきゃ。でもとりあえず、暑さと忙しさが落ち着いたらにしましょうね。
夏はまだまだ、続くんだもの。