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スレ一覧
┗379.誰のためのウタ(保存)(13-17/71)

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17 :中/堂/系(不/自/然)
2018/03/30(金) 14:51


ずっと同じ夢を見ていた。何度も何度も、擦り切れるほど見てきた同じ場面の繰り返し。不明確な視界で必死に目を凝らし、何一つ取りこぼして堪るかと自棄を起こした。いつだって俺は、お前を失って目を覚ます。変わらない現実。変わらない日常。身体が軋む。呼吸することすら怠い。クソッたれ。眩しすぎる現実に手を翳して、陰る視界でしか息が出来ない。
そんな生活が、そんな夢が、ある時から変わり始めた。暗く重く冷たい雨の降らない夢。頬を掠める風の暖かさすら感じる夢。お前は当たり前のように隣に居て、自分の作品である絵本を大切そうに持っていた。風が吹く。擽ったそうに瞳を伏せる。「―――――」何を言ったのか、何を思っていたのか、不意に腕を伸ばした。触れることのないお前が、笑った気がした。
>「わっ、スミマセン!」
驚いた様子の久/部に謝られて、浅く息を吐いた。どうやらぶつかったらしい。眠っていた気がしたが、白昼夢だったのか。最近はこうした、やけに明るい夢を見る。失った場所はそのままで、埋まることはない。それでいいのだと、息をする。この息の根が止まれば、あの場所に還ることが出来る。だからもう少し、明るい其処で待っていてくれ。不審がる久/部を軽く一瞥すれば、そそくさと三/澄のもとへ駆けていった。何故かにやにやとした腑抜けた顔に見られたので、舌打ちして着替えに向かった。

雨上がりの夢


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16 :東/海/林(不/自/然)
2018/03/29(木) 22:46


ひとつをもらうと、ふたつめが欲しくなるのが私の悪いところ。そのまま突き進まないで、立ち止まってと自分でブレーキをかける。多くを望まないこと。深く踏み込まないこと。我が儘にならないこと。勝手に暴走しないこと。私に出来ることは限られているし、ましてや意味もなく嫉妬している場合じゃない。自分の立場を確認して、貴女はあの人にとってどんな存在なのかを忘れないで。
深呼吸して、落ち着きましょ。距離感を間違えてしまわないように、今の関係を壊してしまわないように、大切なものを自分で怖さないようにしなくちゃダメよ。
約束事


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15 :テ/ィ/タ/ー/ニ/ア(魔/法/使/い/の/嫁)
2018/03/27(火) 22:12


近頃の楽しみは、愛しい我が子たちの飯事を見守ることかしら。哀れな子、脆い人間を愛して、愛そうとして、何度も道を間違えてしまう。でもね、それは仕方がないことなのよ。限りなく人間に近いお前は、同様に、限りなく私たちにも近いのだから。弱くて儚くて瞬きの一瞬で朽ちてしまう存在を愛でるなら、箱庭に閉じ込めて二度と外に出してはいけないわ。愛しているから、愛しているなら、失わないための当然の術、当たり前のこと。大切にしたいなら手段を選ばず、慈しむためなら周りを構わず、それが私たちのアイ。
#それじゃあ駄目なんだ。
力を貸してあげても此方には振り向かず、何度も道を間違えて、散々傷だらけになるお前たちを、私はやっぱり哀れむことしか出来ないの。違いは違いのまま、片方だけが我慢すればその重みに耐えきれずに折れてしまう。怪物らしさもお前らしさなのだと、愛し子も歩み寄ってくれるかしらね。嗚呼、けれどもお前は嬉しそうに言っていたわ。
#理解しあうことは難しくても、折り合いをつけるために話し合うことは出来る。
そう、そうね。ただ吠えて悲しむだけでも、怒りに我を忘れるだけでもなくなっていたの。それが成長と呼ぶのなら、私はお前の成長を喜びましょう。
愛しい我が子たちのこれからが、私は楽しみで仕方がないもの。

夢見草の日


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14 :東/海/林(不/自/然)
2018/03/27(火) 01:45


花葬トロイメライのミ_コ_トへ
気にしないどころか、もうちょっと早く言ってよ今日の飲み物奢ったのに~!というハイテンションよ。浮かれてるからいつもより変なこと口走ったらごめんね、察して!
私ね、日記を書こうと思ったキッカケの一つがミ_コ_トの日記をこっそり覗かせてもらったからなんだ。飾らないけど綺麗で柔らかな言葉が流れてきて、んー…ずっと聴いていたいラジオみたいな感じ。即お気に入り決定!毎日聴きたい!ってさ。それに、素敵な喩えが可愛くてキラキラしてニヤけちゃった。そんな風に受け取ってもらえるなんて照れ臭いけど、ありがとう。
あと、わかるわかるーとか、そういうのもあるよね~!とか、この辺りの感覚や感性がミ_コ_トと被ってることも嬉しかったな。これからも、宜しくね…でいいのよね、ちょっと不思議な感じ…まあいっか。あんまり長く書くといらないボロが出そうだから、短い挨拶で許して。今度、一杯ならビール奢ってあげる!ほら、私たち最強の同僚じゃない?(笑)
とにかく、私信ありがとう。とっても嬉しかった。バナナは明日あげるから、六/郎とでも一緒に食べてちょうだい。

>メタ風味
こっそりだけどこっそりじゃない、お祝いさせてください。ム/ロさん、一周年おめでとうございまーす!いつも見てますー、面白いし頭の回転早いし面白いですよね。お名前もすぐに覚えちゃいました。
素敵なお相手さんなんだろうなぁって、会話や言葉選びで伝わってきて幸せのお裾分けもらってます。大切で特別な日常を、これからも過ごしてくださいね。
あと、私の日記を置いてくれてることにやっと気付きました。ありがとうございます!これからも応援してます!
もちろん返信不要ですので、お仕事頑張ってくださいね~。

うれしい私信


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13 :境宗介(あげくの果てのカノン)
2018/03/26(月) 03:01


ぼくはいいこだった。
いいこのはずだった。
いいこでいれば、ねがいがかなうとおもった。
あいされると、しんじていた。
>嗚呼、愚かな自分。
深夜、悪夢で起床。どれだけ“修繕”を重ねても、消えて欲しい感情が檻として残り、消えて欲しくない感情は攫われていくようだ。
救世主なんて居ないと何度も絶望して散々嘆いてきたのに、どうしてまだ縋ろうとするのか自分が理解不能だ。まだまだ絶望が足りないってことかな、笑えるね。いったい誰が、どんな権限と尺度で他人の絶望を計測しているというの。失いたくないものばかり消されていく世界なんて、反吐が出る灰色の世界なんて、必要ともしていない(されていない)世界を、文字通り粉骨砕身して守る意味なんて、もうどこにもないのに。悲しんでほしくない人たちは涙を流し、どうでもいい人たちは自らのことしか考えない、だったらいっそこのまま世界を───しまえばいいのに。自分勝手で最低で、どうしようもないクズな僕は、それでも息をしてこの世界を守っている。守る、なんて言えるのか、今はもうわからない。
>しあわせでいてほしいだけなんだ、それだけだよ。

×××


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