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┗379.誰のためのウタ(保存)(8-12/71)
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12 :
東/海/林(不/自/然)
2018/03/25(日) 19:32
>ぐだぐだ昔の恋人は、とにかく全てを知りたがった。学生時代の思い出は可愛いもので、過去の恋愛遍歴なんて地雷でしかないのに、どんな人間と付き合ってきたのか根掘り葉掘りと詮索する。適当に答えれば良かったのにその時の私はバカ正直で、過去をペラペラと喋ってしまった。案の定、恋人は怒るわ拗ねるわと大変だったのだけど、そもそも過去を知ってどうしたかったのか謎よね。
だってどれだけ責められたとしても、私にはどうすることも出来ない。謝って許してもらうなんて、可笑しいわよ。過去は起きてしまった事実だから、罵られたとしても変えようがない。それにそんな過去があるから今の私がいる、なんて綺麗事すぎたのかな。
でもまあ、私の見る目ない力が遺憾なく発揮した男なんてそんなものなんだなって縁を切った。こっちが聞きもしない過去の恋愛を、まるで自慢するかのようにベラベラ喋るような人は苦手。恋人じゃなくてヨイショする人が欲しかったのよね、ああいうタイプは。
こんな面白くない過去をうんざりしながら思い出してしまったのは、捨てたとばかり思っていたネックレスが出てきたから。お前に似合うからと買ってもらったけど、そういえば一度もつけなかったな。今度こそ、きちんと断捨離しちゃおう。
#こんな日こそ、あの人の声を聴きたい片付けの日
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11 :松/坂/桃/李(俳/優)
2018/03/24(土) 11:36
こんにちは、普通のデ/ュ/エ/リ/ス/トです。
いきなりこの挨拶で何だお前と思われたかもしれませんが、もし通じる方がいれば同志ですね。もしかしたら、好敵手かもしれない。どちらにせよ、ありがたい。よくわかってないから読みづらい形式ですいません、詳しくは後輩の深夜ラジオを聴いて貰えたら嬉しいな…どうしても言いたくてつい。
えーと、宣伝して来いと背中を押されて来たはいいけど、俺一人だとグダグダになるんですよね。他に誰か居てくれたらなぁ…居てくれたらなぁ…。いやー、ちゃんとしますよ。
映画『娼/年』、『孤/狼/の/血』、どうぞよろしくお願い致します。年齢規制が入ったり、痛々しかったり、得手不得手はあるかと思いますが、大人の皆さんには楽しんで頂けるかと自信をもってお届けします。どちらも違うベクトルで、人間らしさを堪能出来るかと。これから先に公開なので、おっコレはアイツが…と思い出してもらえたら。
あ、あとは朝/ド/ラも。今月末で終わりを迎えますが、最後まで見守って頂ければ藤/吉もお/て/ん/ちゃんも喜びます。是非。
>本題実は、こっちが本題です。やっと本棚を整理しました。完全に俺の趣味です。トーク力も、文章力も、いつも勉強させて頂いてます。惚気も、憧れるなぁ。
ご挨拶しようかと思いながら手土産がバナナになりそうで、これは逆に失礼だろと我に返りました。バナナに罪は無いけれど。
ひとりで出来たよ
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10 :伊/能/栞(わ/ろ/て/ん/か)
2018/03/24(土) 01:26
生まれる時代が違えば、生まれる場所が違えば、僕は此処にはいなかった。君とこうして、酒を酌み交わすこともなかった。
んん?何当たり前なこと言うてんの、か。その当たり前が、とても尊いのだと気付いたのは、ほんの最近の話なんだ。
過去であれ、未来であれ、同じ時代だとしても異国の地に生まれたとしたら、今の僕は存在しない。何しろその時代には、その場所には、僕の大事な人たちはひとりも居ないんだ。同じ境遇で同じ職を選び生きていたとしても、周りに同じ人間はいない。とても恐ろしく、とても寂しいことだ。太陽のように微笑む彼女にも、小鳥のように飛び回る君にも、出逢えていなかったかもしれないだなんて、まるで思い描けない。それほどまでに、今の僕を満たすのは君たちという存在なんだ。
出逢いは必然。出逢いを運命に変えていくのは、他ならぬ自分だ。僕は、この運命をとても愛しているよ。たとえ過去に遡ることが出来たとしても、変えるつもりはない。僕は間違いなく、幸せ者なんだ。
あぁそうだ、笑ってくれ。酔っ払いの戯れ言だと、笑ってくれ。
>夢の中でも、君に逢えて本当に嬉しいんだ。夢、幻の如くなり
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9 :東/海/林(不/自/然)
2018/03/23(金) 01:52
>深夜てんしょん明日も仕事なのに眠れなくて、眠ろうとすればするほど目が冴えてくる現象ってどんな人でも絶対に遭遇すると思ってるんだけど、実際はどうなのかしら。論文とかあるのかもー、意外とどんな分野も調べられてるしね。因みに今回の原因は、バクが間違って悪夢になる前の睡魔を食べてしまってるに一票。小さな頃絵本で読んだバクが、そんなことをしていた気がする。突然のファンタジー。
白状します。恋しかけてる。数日前の私、ごめん!恋愛体質なんて言われたくないし、正直これが恋とも呼べないけど、限りなくグレーな感じだわ。
あの人の声が聞けたら、その日一日がんばろうって元気が出る。今は、たったこれだけ。恋人になりたいとか、そんな具体的な願いはないの。あの人は細マッチョでもなければ、紳士的とも縁遠いから、今までのタイプとは全然違う。猫をかぶって大人しくしおらしく、女の子ーって感じでアピールすることは見事に失敗してるのよね。でも、そんな無理をしなくても笑ってる私がいる。これなら友達、友達でいい、はず。
心の片隅で、いつかあの人から「恋人ができたよ」と言われたら、「おめでとう」って笑顔で祝える気がしない。でも、既にもう恋人がいるかもしれない。確認してないんだよね~、はははは……はぁ。意図的に避けてしまってる私。さすがに不倫じゃない!だって指輪はしてなかった!普段からしない既婚者だとしたら!?知らないわよばか!
#恋と名付けるには、何もかもが足りてない。バクに食べられちゃえ
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8 :境宗介(あげくの果てのカノン)
2018/03/22(木) 22:53
意識に問題なし。身体の異常もなし。記憶に異常は、ある。
最近の僕は、忘れてしまうことが殊更怖くなってしまった。変わることは仕方がない。それは“修繕”の影響で止められないことだからと言い訳して、覚えていられないことを正当化した。味覚が変わった。好みが変わった。大好きなものが、大嫌いではなく、興味が無くなってしまう。きっと普通の人間だって、それが当たり前の変化だと信じてきた。
だけど、覚えていたい。忘れたくない。君の手のぬくもりを、くすぐったそうに笑った時に伏せられた睫毛の影を、僕の名前を呼ぶ声を。どんなに書き記しても、闇に融けていくんだ。少しずつ、少しずつ。忘れたくない輪郭はぼやけて、ぬくもりは冷たくなり、僕の名前を呼ぶ声なんてずっと前から聞こえない。
忘れたくないのに、覚えていたいのに、それが悲しくなくなってしまうのが、一番怖い。だって今の僕はもう、君に対して何の興味も抱けないんだ。過去を美化することさえ、思い出を保持することさえ、できない。
想いを募らせる君が羨ましい。一途に情熱を傾ける君が羨ましい。僕は忘れていくばかりで、その熱を覚えてさえいられない。
>いっそ、身を焦がせてしまえたら、どれほど幸せだっただろう愛の反対は何だ
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