笑えるから笑顔になるのではなく、笑顔になるから笑えるのだ。辛いときこそ、笑う。かの喜劇役者が演じていたように、君が奮い立ったように、どうにもならない環境で変えることが出来るのは自分自身だけだ。他人が出来ることは限られていて、自分を守るのも痛めつけるのも自分なのだ。苦しくても、辛くても、かたちだけでも笑顔を浮かべる。そうしていつか、心が戻ってくるように前を向く。泣いてもいい。嘆いてもいい。立ち止まり、後ろを向いてもいい。すべてをやり尽くしたその後で、笑えたら最高だ。

そういえば、今日はエイプリルフールでしたね。嘘を吐いてもいい日だと日本ではすっかり定着していますが、実は嘘を吐いてもいい時間は午前中だけで、午後にはネタばらしをするそうですよ。そもそも、他人を傷つけたり悲しませたりする嘘は御法度です。くすりと笑えるような、ええっと驚くような、そんな面白おかしい嘘だけが有効なのだと。しかしそれだと、なかなか吐ける嘘が限られてきますね。日頃の嘘が全部封じられてしまうとなると、身動き取れなくなるなぁ。ああ、いやいや、そんなに偽って生きていた訳ではないのですけど。この話題だと自分の首を絞めますね、やめましょう。

それにしても、他人のお金で食べるお寿司は美味しいなぁ。人生で清算しなくていいと、回る皿でも高い皿を選んでしまいますね。食べたくて取るのか、ただ贅沢をしたいのかわからなくなる。あ、ウニだ。いただきます。次は回らない皿でお願いしますよ。やだな、宅配じゃないですからね。

正義とは何たるか、あまりに大きな議題だと皆目見当がつかなくなる。もっと身近に考えましょう。正しき義とは、なんでしょうね。親しい人には幸せでいて欲しい。生活に不自由なく、笑っていて欲しい。それだけの理由があれば、十分です。それが正義ならば貫き通し、それが正義でなければ…悪にでもなればいい。ああ、正義の答えにはなっていませんか。しかし、そんなものですよ。そもそも正義は、ひとつじゃありませんので。

職場に来るまで歩道の桜が満開で、それどころかすでに葉桜になっていて、ちょっと待ってお花見する前に散るんじゃないのと戦々恐々としてる。春が来たと思ったら終わってる…嘘だと言って…。
気を取り直して、嬉しいお返事です。

>メモランダムの芸人さん
はじめまして！きゃー、美女だなんてお上手なんだから！いえ、それよりもご挨拶が遅れてごめんなさい。お忙しいのにありがとうございますー、ファンです！カ＿ズ＿レ＿ー＿ザ＿ーさんが出てる番組、録画して楽しく見てますよ。ほんと色んなこと知ってますよねー、すごーい！…えーと、あまり騒ぐと軽い女っぽいかしら。
カ＿ズ＿レ＿ー＿ザ＿ーさんの書かれる日記の、何気ない事柄がウィットに富んだ文章で書かれていて、大切な人に向けての想いに共鳴してるの。勝手にね、親近感がすごい。私の気になる人は、清々しいくらい何もなくてね！恋バナで盛り上がりたいのに！悲しいくらい進展ないのよ…何かあったら絶対叫んでるから、その時はよろしく(笑)
こちらこそ、ぜひ仲良くしてください。この時期は温度差も激しいし、忙しさで体調を崩さないようにご自愛くださいね。

>六番目の役者さん
異性間交流会でも呼ばれない肩書きをよくご存知で！いえもう本当にありがとうが止まらないわ、気軽に呼んでもらえたら何より。わー、絶賛余り物になってるかりんとうは箱ごと送りますね。事務所でいいのかな？…あ、冗談ですよ冗談。お鍋もいいけど手巻き寿司もいいなー、ぜひご相伴にあずかりたい！料理上手な男性ってそれだけで魅力的ですよね。
これからも日記や両想いの先輩として慕わせてもらいます、羨ましい～お幸せに～！

綺麗な宝石なあの子も、言伝をありがとうね。あなたにもバナナをあげて、いいのかしら…食べれない？飾る？うーん…かりんとうもサービスしておく。この忙しい時期を乗り切ったら飲みに行こうね！お互いファイト！

ずっと同じ夢を見ていた。何度も何度も、擦り切れるほど見てきた同じ場面の繰り返し。不明確な視界で必死に目を凝らし、何一つ取りこぼして堪るかと自棄を起こした。いつだって俺は、お前を失って目を覚ます。変わらない現実。変わらない日常。身体が軋む。呼吸することすら怠い。クソッたれ。眩しすぎる現実に手を翳して、陰る視界でしか息が出来ない。
そんな生活が、そんな夢が、ある時から変わり始めた。暗く重く冷たい雨の降らない夢。頬を掠める風の暖かさすら感じる夢。お前は当たり前のように隣に居て、自分の作品である絵本を大切そうに持っていた。風が吹く。擽ったそうに瞳を伏せる。「―――――」何を言ったのか、何を思っていたのか、不意に腕を伸ばした。触れることのないお前が、笑った気がした。
>「わっ、スミマセン！」
驚いた様子の久／部に謝られて、浅く息を吐いた。どうやらぶつかったらしい。眠っていた気がしたが、白昼夢だったのか。最近はこうした、やけに明るい夢を見る。失った場所はそのままで、埋まることはない。それでいいのだと、息をする。この息の根が止まれば、あの場所に還ることが出来る。だからもう少し、明るい其処で待っていてくれ。不審がる久／部を軽く一瞥すれば、そそくさと三／澄のもとへ駆けていった。何故かにやにやとした腑抜けた顔に見られたので、舌打ちして着替えに向かった。

ひとつをもらうと、ふたつめが欲しくなるのが私の悪いところ。そのまま突き進まないで、立ち止まってと自分でブレーキをかける。多くを望まないこと。深く踏み込まないこと。我が儘にならないこと。勝手に暴走しないこと。私に出来ることは限られているし、ましてや意味もなく嫉妬している場合じゃない。自分の立場を確認して、貴女はあの人にとってどんな存在なのかを忘れないで。
深呼吸して、落ち着きましょ。距離感を間違えてしまわないように、今の関係を壊してしまわないように、大切なものを自分で怖さないようにしなくちゃダメよ。