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スレ一覧
┗390.快適に不自由に過ごす三つのやり方(6-10/81)

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10 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/30(金) 19:33

#文字数制限に慢心する方の賢王

私信返信→私信発信
>メモ帳を執る雑種の元のエ/ル/キ/ドゥ >>>315
おまえと語らい拳を交え共に笑い、野や街を駆けるのは”我”ではなく”全盛期の我”だと散々言って聞かせているだろうに……だが態々言葉を遮るほど無碍にも出来ん。
…そうさな。おまえに勝る至宝は無く、我が庭のモノ達がいつか広い宙へ飛び去るその日迄唯独りで見据えていくつもりだったのだが、好きで寄り添って咲いた花を無視するにはどうにも難しくなってしまった。
おまえも良きマスターと賑やかな場所で出逢えたのであれば、我が目をかけることもあるまい。努その好奇心に飽きぬ日が来ないことのみを願っていようか。本棚への追加も感謝している。


>仏語で就寝の挨拶の名前を執る聖女 >>>328
霊基の違う我が2030年辺りで世話になった件はともかく、まさか書斎に放り込んだことをバレてしまうとは。礼儀上感謝をしておく。
我が把握している観測宇宙において恋慕に乏しかった貴様が此処まで一途に筆を走らせているとは思わなくてな、つい二、三と指を進めてしまった。貴様の片割れの書簡にもさり気なく目を通している故、精々忘れがちな約定だけでは当てはまらぬ日々の尊さに酔いしれていればよい。


#コンテナの行く先次第で我らの部屋を適当な理由をつけて相部屋にしてしまおうかと考える。
…円卓共にキャスタークラス該当者が居なくて良かったなど、5cm程度しか考えておらぬ。
どうせ放っておけば奈須バースの神が今年キャスタークラスで期間限定SSR水着セイバーリリィ辺りを描きたいが為にぶち込むのであろうが(その為のSW復刻であろう)(それはそれで奴の胃痛と我が嫁の為に喚ぶ)(貞淑で可憐なサマードレスを所望する臍は出させるなよ)どれにしろ、奴の手綱を此度掴むのは我だけでいい。
そういえば先日、うっかり日記をつけている事のみバラしてしまったのだがその内アレも乱入とやらをしに来るのかと考えた。
元来斯様な場所に言葉を残さぬ主義であり、強制も望まぬ以上別段構わんのだが凡百の雑種共の番が揃って手記を執る姿は見ていて微笑ましくなる。


#結局此処がバレた(推定)
出先で手に入れたマ/ー/リ/ンの小さなぬいぐるみを両手でもちもち弄りながら逢瀬の予定を立てている。奴の前でもちもちすると嫉妬するらしい、愛い。

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9 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/30(金) 19:28

■特殊性癖で爛れている為閲覧注意





アレはこと我に関しては大食らいだ。喜怒哀楽、悦、躊躇、羞恥、焦燥、一度味を見ておくためなら軽く寂しがらせてみたりなど宣う程に我に甘えながら浮かんできた感情を入れ食いしてきおる。はて、夢魔の起源に「食べる」は無かった筈なのだが。基より同僚に近しい身である以上、「異常」側に態々我を堕とす理由もあるまいて。
我は我でアレの面倒臭い躊躇いや些細な嫉妬や独占欲を好きで撫でている故「悪食」と散々言われるのだが。
酒精にまみれている時のアレは所謂甘えた、になる。恐らくこういう所に数多の女共は一夜を許してきたのだろうと思うと癪だが、今現在は精神的に貞操帯(首輪は既に渡している)をつけているようなもの故、奴の不特定多数との夜遊びやヒトの夢の徘徊癖を自主的に止めて以来我に欲が注がれるのはまぁ悪くない。そも求め合うことは不純ではないのだから。
「何処にも行かないで」「僕の全部がキミで染まってしまえばいいのに」と少し寂しそうに、縋るように甘えるマ/ー/リ/ンを他が見れば騙されているのではないかと揃って我に告げるのだろうが、それを他に知らせる理由がない。
我を原因に少ししか無かった心が昆虫のようなシステムの中で急激に増えてそれに惑っているのだ、それしき愛でられずして何が我か。
それらの甘えた、が悪化すると情交の際の加虐や文字通り我を食べたがる事に発展する。つい先日は冗談混じりのつもりで告げた我を切欠に、我が瞳を奴の舌がぺろりと舐めた。……倒錯甚だしい。阿呆だとは分かっている。
酒の甘さと唾液に含んだ魔力が視神経を伝って熱く交ざる一滴でただでさえ我の背筋をぞくりと震わせるというのに、眼球を舐めている癖に傷つけぬように舌を丁寧に這わせる無駄な気遣いに密かに掴んだローブの皺を深めてしまう羽目になっていた。鼓動が、熱が、脈動が詰まる。
…捧げさせる、貢がせる意味合いではなく、奴に強請られると逆らえない。あの男の夢魔ロールを我が食いちぎった先にある、秘するべき獰猛さ。葡萄色の瞳がぐらぐらと熱に揺れるその一時。その一時に、心臓が掴まれる。
胸だけで達せられるまで口付けはしないだの、我が生来一度もした事の無い自慰…、……家具に擦り付ける類の方を後ろから抱きついたまま見られる、など。
王として余りにはしたない、男として恥ずかしくて情けなくて堪らないのに甘やかに逐一かわいいだの言われては、くらくらと頭が茹だってしまう。唾液が粘ついて止まらず指や首周りを汚してしまう。
優位を相手に任せ、技巧も何も無く態々性器を我のナカに合わせて作り替えて霊核まで乱されるような熱さや想いで蕩かされては我の口出しもあってないようなものにしかならぬ。我が口から事実漏れ出すのは、はしたなく強請って縋り、娼婦のように眼前の獣に急所を差し出す善がり声ばかり。
誰にも赦していなかった最奥を堅く熱い限界の欲で捏ねられる度に力が抜けてしまう。挙句寝ている間に色々とまさぐられては、叱らねばと律したい反面で何処か嬉しさすら感じてしまう。
愛おしいいっぱいいっぱい、なぞ。生前こなしてきた如何な情交にも無かった快楽だ。……次はいつ身体を重ねるか分からぬが、”次”にもその喫水線ぎりぎりの甘い痺れを求めている辺り我は貴様に相当絆されているらしい。

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8 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/28(水) 23:42

珍しくアレが一日部屋に来ない故、アレの好ましい点でもつらつらと吐き出そうかと考えていた矢先に声がかかって少しバランスを崩した。
…約定に基づき先を視ないというのはそわつくと同時に、多少寂しいものがある。……然し。声を聞けて、良かった。
おまえが元から視えぬ先について思い悩む日を我が視て解決すれば、という問題ではないのは分かっている。唯、個として大切なおまえが、一秒でも晴れやかに過ごせたら良いと考えている。らしくない献身を持て余す燻りに迷う。



打ち明けられた悩みがあまりに頓狂すぎて完全に死角を撃たれた。我のマ/ー/リ/ンはちと並行世界(よそ)のカルデアの彼奴より変な子、だがそれが愛い。
……ここまで我が愛されるとはなぁ。私信はセイバーより預かっている、次頁を待て。


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7 :セイバー(Fate/stay night)
2018/03/27(火) 19:26

※ごはん時空に近いFate√アフター

貴方に伝えたい私の目で見た話。
桜の花の咲く季節は、私達にとって最初に越える季節となりました。暖かな冬木市としては珍しく、雪は降らずとも厳しい冬の日に私はシロウと出会いました。
──最初は貴方とのちぐはぐさに迷う日もありましたが、今となってはこの暖かさが。唯私相手と言うだけで微笑んで、腕を広げてくれる心の底に沈めていたはずの人肌にすっかり絆されてしまっています。
いえ、勿論剣として鈍になった訳ではありませんが…貴方の笑顔と暖かさを守る為に、この身はありたいと思う。

シロウの学校が春休みであっても、シロウはアルバイトに出掛けたり一成の手伝いに出ていたりと日々忙しそうです。学校の方では桜の花が咲いていることはわかれど、中々のんびりと見に行く時間が無いようです。
なので最近ライダーの手伝いと称して骨董屋のアルバイトに加わり、桜にやり方を教わって購入したスマートフォンで冬木の各地で咲く桜の花の写真、芽吹く小さな野花、公園のサッカー少年の楽しげな笑顔、春の陽気にうたた寝をする仔猫、目を開けるのも難しい程の夕焼け。
…嘗て私が眺めるばかりで手に取ることは許されなかった愛おしい風景を、一つ一つ写真に収めて貴方に見せようと決めたのです。忙しい貴方の代わりに、少しでも狭くも美しいこの街を貴方に伝えられるように。
私が見た美しいと感じたものを、貴方にも知っていてもらえるように。
フォルダの中の写真として切り取ってしまうことを躊躇う反面、やはり私は「綺麗なものを見せてくれてありがとう、セイバー。俺は中々見れていないから、今度一緒に……桜の花、見に行こうか」と微笑む貴方を前にしては些細な躊躇はすぐに掻き消えてしまうのです。
それを抜きにしても……私が貴方を甘やかしながら甘える為の切欠としていても良いのですか、と問うてもまるで構わないと微笑むシロウには敵う気配がありません。それ以外では負けぬのですけれど。
…不安や空虚さ、焦燥からは随分久しく感じることになったのは貴方だけではないと、此処だけで静かに零しておきます。
幸せそうな笑顔ですね、と鏡を差し出してみても私の瞳に映るシロウ自身を見たがって、されど私の綺麗さに目がいく……と、ごく自然に口説いてくる男らしさは、その…成長、しすぎなのではないでしょうか。
今週末の……で……でーと、は、この街の桜の花のある程度の位置を知り得た私がシロウをエスコートすると約束をつけているのですから!今度こそ!私が!
…今度こそ私が、シロウからの好きを増やす番なのですから。覚悟していてくださいね、と眠る貴方に小さく告げます。
おやすみなさい。シロウ。また明日。貴方の明日がどうか明るいものでありますように。


私信、確かに預かりました。近い内に返事を彼に書かせるので、今暫くお待ち下さい。

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6 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/25(日) 01:55

やはり我が寵愛対象が一番愛い。
後程。



アレは元来、夢魔であるということをさておいても自身の先の話を想像したり予定を立てるのを嫌っていた。苦手だった、が正しいか。
大切に過ごしたい時間ほど終わってしまうのが怖くて、その約定が実現不可能になった時が怖いと。確か同時期、我らの名前をつけぬ関係性において触れ合いが増えてきたと記憶している。
先の見えない、視ることの出来ない身を顧みなくなったのはほんの数週間前だ。無論これらは我が精神的にマッサージをしてやったというか、人でなし同士がてら身を寄せあって慣れぬ想いを重ねてみたりちぎってみたり等した日々がある。此処からは惚気故珈琲を五杯ほど用意しておくように。

其のような前提があって克服した現在では閨の遊び方を多少偏りがちに提案したりシミュレーターでの逢瀬を計画していたのだが、ある時いつもの様に同衾基仮眠で我が先に目覚め暫し彼奴の寝顔(寝ていると実に無害面)を見ていると奴は機嫌が良さそうに我に抱きついてきた。
死せる身でもなく完全な生者とも違うアレは夢を見ない。だが時折十字路の道を違えたような、はたまた路地の道を一本間違えたような、奴が通ることの出来る数多の夢の混濁の結果”自分の夢”に近しいものに辿り着くという。
何の気なしに内容を尋ねてみれば珍しく拒否をする挙句 「拗ねるキミはどんなだろうねぇ」などと矢鱈と誤魔化しに掛かる、えぇい男子らしくないと更に剥がしてみれば差し出された内容は
 「キミとお忍びデートをして、ご当地の食べ物の味違いを買って公園のような場所で半分に分けて食べる夢」
───その夢のなんと少女趣味なことか。揶揄や侮蔑は一切なく、我は非人間代表のような夢魔が抱くには余りに素朴余りに粗食な夢の形にすこんと頭を叩かれたような心持ちであった。
確かに夢魔としては恥ずかしいやもしれぬが、あの男が知性体として当たり前に恋仲との浮かれた妄想をし、気持ち悪いと自負していながらも我自身に言われたらいよいよ立ち直れないと熟れた柘榴のように自身の感情に関する言語化に危うい羞恥を告げる姿の愛おしさ。
…其のような欲はな、初めから持っておくべきなのだ。唯でさえ王たる我を前に自重なぞ相手が貴様であろうと不敬甚だしいというのに、それを我が身可愛さで躊躇う身に余る傲慢の上塗り。我が愛でるべきもの。
其の程度で嫌う我ではないと分かっていながらも止まらぬ、出すのも抑えるのも下手くそな恋心。荒削りの人でなしの恋心は不思議と我が手に馴染んだ否、特に手に取りたかった。
我が愛すべき者が少しの濾過と多量の濁流の末に吐露されたものを拒む理由はなく、それが我の愛したおまえなのだからと返す我へ「キミは本当に格好いい」と噛み締める声音。
……久しく遠ざけて捲るばかりだった恋が、捲られる側になる日々が甘くて仕方がない。おまえの吐露で生じる花を浴槽に浮かべれば、我が玉体は如何に輝くのであろうな。
此度の現界で尤も愛おしい我が寵愛対象よ、もしまた夢路で迷った際は我に必ず告げるがよい。…なんて、寝顔に告げても非生産的な事を思わずにはいられない程度には焦がれている。


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