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┗390.快適に不自由に過ごす三つのやり方(11-15/81)

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15 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/04/19(木) 03:22

あれも話したい、これも話しておきたい、そういえばの話題、そこに触れたい、熱を燻らせたい、でも今は時間が無いから、また明日。
「我とマ/ー/リ/ン」を知る者には、きっと考えられない程の甘さと純朴さを孕ませた恋をしているものだと思う。暖かさの恋しさの理由はわからずとも、それが冷える夜の条件反射だとしても。
どうせこの霊基は花畑に押し倒されて中々起き上がれないように絆されてしまったのだ、ヒトから得た感情を糧に動いて穏やかさを貼り続けられるというなら幾らでも我を食ってしまえばいい。
故におまえはその代価として少ししかない心の中で大幅に傾いている性欲を詩的に飾り付け、その生まれたての執着や焦燥と慈しみを我に献上せよ。我の隣を選んだ貴様であればそれが出来るだろう?
今日もおまえは我のもので、我はおまえの特別。その変わらない事実が愛おしい。


#三_蔵復刻とな
「王様どうしよう!三蔵ちゃんイベントの流れが残念すぎてトラウマだったせいで礼装牛魔王組以外全部売り払ってた!!」
「たわけ!!考えなしか!!普段から貯蓄をしていないからこうなるのだ!第一貴様、当時の蔵は石さえあれば開けたシステムと聞いたが!?」
「拡張に幾ら必要だったと思ってるんですか!!」※弊カルデアは事前登録組かつイベント基本完走勢
という訳で異聞帯の聖杯戦争のイベントを直前に控え無闇に回す羽目になっている雑種を鼻で笑いながら同行している。しかも貴様、対象のサーヴァントが全て宝具2以上ではないか。
雑種なりに足りない素材の管理も欠かさず、復刻と言えど走れば獲得出来る物は全て取る。よい。その貧乏性こそ雑種魂。そこは認めてやろう。
せいぜい伝承結晶の為に走れ。また0個になっても知らぬぞ。

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14 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/04/17(火) 19:35

#あの人の魅力を自慢したいバトン
#こんにちは、初めまして。これは友人恋人に限定せず、大切な方について存分に語っていただく為のバトンです!わたしに、大切な方の魅力を存分に自慢してくれます?それでは、質問に行きましょう!

>まず、あなたの大事な人の名前を教えて下さい。
神秘が表側の世界に辛うじて残っていた時代、5世紀の華のブ/リ/テ/ンのア/ーサ/ー王伝説に名高き花の魔術師マ/ー/リ/ン。
特別な渾名、呼び名は無い。元同僚のようなもの故、我が呼ぶに値する名前である事実に不足もない。

>なるほど。その相手とは何処で出会ったんです?
年の初めに近しい時期だったか。この霊基には久しい暇を得ていた際の短期の茶飲み相手に彼奴がノックをしてきたのが切欠、実に簡潔だ。
手探りの関係性から当初の約定通りの日にちで終わることなく、そこから互いに拗らせた両片想いを経て雑種共の慣習にかこつけた結果今に至る。
…互いに若くもなければ老若男女、様々に抱いて抱かれてきた筈なのだが、その日は言わずもがな。
「我」と「貴様」で言えば人類最後の砦と化した古代メ/ソ/ポ/タ/ミ/アのウルクにて。奴にとっての最初のマスターが我だ。騎士王が超絶最高なのはわかるが我が王だとかマイロードだとか知らぬし我だけ見ていろ。

>運命の出会いだった訳ですね!
運命なぞ我らの瞳には存在し得ぬ。特に我にはな。
その能力、手腕、生業、個としての力、視線、声、連なり、体温、恋慕。全て己が欲して掴んだものだ、でなければらしくなく臆病になったりなどせん。きっとアレもそう言う。

>では、その人の好きな所を幾つでも。
奇しくも歌うように告げる声がいい。無自覚に嬉しそうに緩んだり、不意打ちに開く瞳が好きだ。
ぎこちなくも大胆に甘える愛情があり、我に常に添う包容力があり、同じ数だけ貪り合う深さがあり、小さな心には過ぎる不安を吐露する勇気があり、同じようなものに身を灼かれた痛みを知っており、ぴりりとする背徳を押し込む男気があり、それら全てが柔らかく暖かい、丁寧であるおまえの在り方の全て。

>普段は何と呼んでいるんです?
マ/ー/リ/ン。ごく稀に平仮名。察せよ。

>その人の動物イメージを教えて下さい!
毛長でもっさもさの大型犬。我を見ると尾を振りもふもふで我を駄目にしてくる。

>その人の、一番強いイメージキャラクターを教えて下さい。
人類絶対に殺戮するマンの彼奴アレはアレという概念だろう。

>あ、恋人にしたら良さそう、と思ったりします?それとも恋人さんです?
なんだ、やらんぞ

#ここからは選択、です!よりその人のイメージに近いものを選ぶという形でお願いします。

>可愛いorかっこ良い
どちらでもない気がするが選べというなら前者。ああ見えて慌てたり静かに甘えてくる姿がある、愛い。感情を消化しきれず「ちょっと待ってね」してくる辺りは特に。

>攻or受
精神的に女役をしている肉体的な男役。偶に、偶に我を足先まで乱す男気も一応はある。

>ツンデレorヤンデレ
後者。嫉妬、気落ち、解れ、拗ね。その他負の感情を一度は味見がてら見ておきたいと宣っていた、ある種の職業病よな。全て喰らわねばならんらしい。

>ボケorツッコミ
つっこまれた記憶が一割程度しか無い。

>天真爛漫orクール
天真爛漫を通り過ぎて時折キャパシティオーバーでぎこちない。愛い。

>白or黒
我を柔らかく包み込んで諸共蕩かしてしまうような白。虹を透かす白髪、という表現を菫色の騎士から以前聞いたがなるほどそういう色かとアレと付き合い始めた日に知った。

>森or海
白、を踏まえた上で絶対的な安心を我に授ける森。そも貴様の血の半分が自然発生した夢魔のものだろう。

>兄(姉)or弟(妹)
誰がマ/ー/リ/ンお兄さんだ張り倒すぞ。貴様のような輩は弟ポジションで愛でられるのが正しい。

>太陽or月or星
物思う夜に見上げた先に在り、満ちるばかりでなく時に陰ることもある月。その変化が愛おしい。

>姫or王子or(女)王
我が王だ。……そういう話ではなく?
その中であればどれも彼奴に似合わん、大人しく我が歩く道に花を咲かせ続ける宮廷魔術師がやはりおまえらしい。

#そんな方なんですね、素敵です…!これからもその方と仲良くして下さいね!
#それでは、解答ありがとうございました、最後に回す方の指定をお願いします。
捨て置く。見かけたのであれば好きに持ち帰ることを許す。あぁだが、いつかおまえが見たのであればその時は。

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13 :玲瓏館美沙夜(Fate/prototype)
2018/04/15(日) 01:55

もし貴方が他に目移りしても別に気にしないわ、元来私はそのように生きているのだから。
マスターとして貴方が私を認められない、と言うのならそれは私の実力不足。研磨が足りないに他ならないでしょう。

些細な戯れついでの私の当たり前の責任を告げられた駄犬の、なんて寂しげな瞳。甘えながら縋るような、猛犬から爪と牙を抜いた謝意の声。私の項を慈しむ指先。マスター、と唇に乗る吐息。
……行かないでほしい。なんて。戯れを許可したのは私でも、持ちかけたのは貴方からだった筈だけれど。
女の怖さを知っている癖に、私にそのような謀反をするなんて。
───嗚呼嫌だ。使い魔に情なんて持つものでは無いのに。お父さまはそのような事、決してされないのに。
首輪の鎖を素手で掴んで引き上げる、鉄の食い込む肉の痛み。


いつか骸として誇りを喪う、その日まで。


あら。上げすぎてしまったかしら。次はもう少しだけ砂糖を入れて差し上げる。

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12 :ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター]
2018/04/10(火) 12:04

前回のアレは 「今日もお疲れ様。私からご褒美を用意してみたよ、幻術もかけていないからちょっと探してみるといい。」等と彼奴が宣い、ものは試しと此処を真っ先に開いてみたが故であった。
あのようにさらりと恋文を紡いでいるが、その実一週間近く頭を悩ませたらしいという裏話を漏らしておく。ついでに我のリアクションも伏せる。

数週間前に奴と逢瀬に出た。所謂初デートという類の少女漫画に蜂蜜とホイップクリームを塗りたくりチョコレートシロップとドーナツを飾り、気の済むまでカスタードと飾り砂糖を散らしたようなべったべたな計画。
とは言っても我々は気軽に出られぬ身故、過去の我の霊基と記憶に覚えのある地方都市へのシミュレーターが精一杯なのだが。(4月4日より前に出た故その辺は忘れよ)
以前成立していた聖杯戦争の核となる霊脈の基盤となる寺へ毛嫌いしている/興味や宗派に傾かぬ神共に礼儀としての参拝から始まり賑やかな学舎を横目に商店街に下り、駄菓子や庶民飯の域は出ずとも某小僧や某狗が頻繁に利用していた江戸前屋の大判焼きと精肉店の揚げ物を買い、橋の傍の公園で夜桜を眺めながら食し、都市で目立つビルの上に立ち夜景を見下ろすだけの三文小説にも今時上がらぬ当たり前の逢瀬。
締めとして此度の記念、として似合わぬことを承知でアレが強請る故ぬいぐるみも買い与えてやったなどいよいよ笑えん。
だが、それ故に我らには必要だったのだと思う。
自然発生した父親から産まれ人であることを封じてきた少女に添いながらヒトの夢や感情を喰らい一夜の快楽を乞うてきた貴様と、野を駆け地を下り財を掻き集め不老不死の答えを得て笑い飛ばさざるを得なかった末に国の再興に骨身を捧げた我らには雑種共のよくある恋慕とは無縁であった。
”個としてのあれそれ”も起因しているが、此度は我がアレとして報奨を与えてみようと考えた。半年間我を死なさず、天文台の者共を支えつつ神代に見限りをつけるアレにとっての最初のマスターとして。
現在を何の準備もなく視られてしまうアレの瞳に、虹彩に映すに相応しいのはやはり特異点を経て守り抜いた末に現代に訪れる雑種共の技術と消費を目的にして進む途中の夜景。多いというだけで煩わしいものはあるが、この夜景を作るに至る為に戦の危険もない環境で毎夜家族や明日の食事の為に働く者がいる。
ヒトの営みを最終的にはヒト共のずっと後ろで見守る我々が共に並んで見ておくべき景色。夢よりも得難き現実を与えることで、マ/ー/リ/ンへの好意に替えたかった。
本来は我一人で為すべき仕事の席に、並んで座っている大切なおまえへの気持ちが無事に伝わっている事を信じぬ運命と明日から埋まる雑種共の白紙の頁に祈りながら愛を囁いた、そんな日であった。

どうでもいいが珍しく粘土板を目立つ位置に戻したのは当てつけである。


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11 :マ/ー/リ/ン
2018/04/09(月) 18:58

#乱入
さて。正直、日記なんて書いたことがないものだから、何を書けばいいのかわからなくて、一週間以上も悩んでしまった。私が書くと、三日坊主ならぬ半日坊主で終わりかねないからね。好きな子が、私の為に言葉を並べて、私と逢えない時間も私のことを考えてくれているというのは、とても嬉しかった。だから、私も一つ、日記というのを綴ってみようと思う。
私はね、ギ/ル/ガ/メ/ッ/シ/ュ。いつも自信満々で、人遣いが荒くて、キミがキミであるが故の躊躇いや不安なんて万が一にも覗かせないくせに、私の前“だけ”ちょっと臆病で、素直じゃないようでいてとても素直で、包容力の塊みたいに柔らかくて、いつだって私に愛されるにはどうすればいいかを考えてくれている、キミが大好きだ。こんな感情を教えて、私に刻み付けてくれてありがとう。「おはよう」と「おやすみ」を欠かさないでいてくれるところも、苦手そうだった「ただいま」と「おかえり」を言うことに慣れたところも、毎晩毎晩どんなに遅くても必ず私の元に顔を出してくれるところも、キミの全てが愛おしい。ふわふわして、ぽわぽわして、ふかふかしていて、キミといると柔らかな擬音語が浮かぶ手触りの感情ばかりを味わわせてもらっているお陰で「人間のフリをしているだけのエイリアン」である筈の私でも、漸く、本物の「人間らしい感情」を知ることが出来た気がしているんだ。それがあくまで“気がする”だけで、事実これが人間らしい感情の重さであるのかはわからないけど…生まれたばかりの感情は私にはとても重くて、尊いもののような気がしているから、それで充分だろう?
大好きだからね、ギ/ル/ガ/メ/ッ/シ/ュ。今夜も待っているから、気を付けて私のところに戻っておいで。…なんて。ところで、日記の書き方ってこれで良かったかい?どうも私には、いつもの恋文と変わらないような気がしてならないのだが。

>逢瀬のことを書きに来たらこれがあって心底噎せたなど。賢王、痛恨の一回休み

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