例えば。50＋50＝100。此れが出来ない。5×10＋20＋15＋15＝100。くらいの、遠回り。抽象的且つ簡単に言うと。脳味噌切り開いたら多分もっと、ずっとややこしい。ややこしい癖に表面上だけ着飾って中身が浅い、ていうか根から崩しちゃえば前者の計算式と全く同じ内訳になる訳だから、小難しい計算式にはならない。出来ない。面倒臭いから崩せば良いのにさ。下手に取り繕って凝着した末、崩し方すらもう解らなくて、結果沈殿。一寸のミスで死体蹴り。単純な言葉って如何やって導き出すんだっけ。伝えたい言葉を綺麗に其の儘伝えられたら良いのにって何度思えば。何度、願えば。出来る様になるんだろう。彼奴がひとつひとつ、丁寧に、大切に掬ってくれる此の羅列は相変わらず無駄が多過ぎて、歪過ぎて。返る相槌や言葉を思えば思う程、ああおれこいつにだいじにしてもらってる、って、喉の奥がひりつく。何の余地も無い、好き、が、溢れる、

↑俺のスーパーハニー。（だん…、？）

徐々に、徐々に。距離が埋まっていく此の感覚が、絶妙に、擽ったい。躊躇半分に軸足を踏み出して近付いたところで逸そ、過ぎる程穏やかな空気に一瞬で身を覆われる感覚が。態々首を傾げて窺うまでもなく目が合う、感覚が。擽ったくて、すげえ気持ち良いよ、ねえ。

お前の事知るのに、早いも遅いも有る？無えよ。にやけ過ぎ乙。其れ思い出してにやけてる俺、マジで乙。救えない。此れで良い。此れが良い。


「 ねえ至さん、俺、幸せだよ。 」
うん。うん、

「やばい。」
「やばいの。」
「何がやばいかと言うとっすねえ、」
（間）
「教えませえええええん、」
「（草）」
「泣いた？」
「泣いてない。」
「なんだ。……ね。」
「（なんだってなんだよ。）ね。」
「ねーー。（鼻歌開幕）」

「何かさ、……はなかゆい。何かさ、（良く解らない電球の話）」

寝起き馬鹿みたいに可愛いから好い加減にしろ。

ワロタ、馬鹿。俺も好き。

其れは、……知らなかったな。アンダーバーで上手い事隠してくれてたし。叶えてよ、叶えるから。ていうか叶うわ。っていう独り言の虚しさ。

一味と俺で迷われる此の感じ。

△！