Monologue

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たまに垣間見せるてめえの嫉妬がかわいいと思う。
かわいくねえ嫉妬は一度もさせたくねえと思う。

Smooch

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てめえに馬乗りになんのが好きだ。大人しく乗られてるてめえを俯瞰すると気分がいい。悠然として動じねえところが好きだ。踏んでも引っ掴んでもびくともしねえ安定感がいい。匂いが好きだ。体のどこかしらにてめえの匂いがついてねえと落ち着かねえ。飾り気のねえ、真っ直ぐで一貫性のある言葉が好きだ。説得力だけは随一だって認めてやるよ。本当は俺のことが大好きなてめえが好きだ。俺の方がてめえを好きだ。

Bullseye

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そもそも何の気なしに多くの声を交わすようになって、こいつは特別だなと実感するまでの早さが、どう考えても普通じゃなかった。
俺たちが顔を突き合わせてやることと言えばくだらねえ喧嘩と煽り合いだけだったが、ふとてめえの何が俺を惹き付けるのかと疑問を持ったときには、もう腰の辺りまで浸かってた気がする。

いくらか白状するなら、最初からてめえのメンタルが好きだった。言葉を交わすうちに、そのメンタルに惚れ込んじまうことがあった。
自分に軸があんのがいいっつう話はしたが、前提として軸を支える基盤がしっかりしてねえと意味がねえ。てめえの基盤、要は根っこの部分に惚れてる。お前がお前で在る限り、俺の想いも揺らぐことはねえ。