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|||1-|||書
170 :みーくん(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん)
2020/10/31(土) 21:27








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169 :フランドール・スカーレット(東方Project)
2020/10/25(日) 21:43



私はただの後日談に過ぎない。血のような月光が降るあの楽園が潰えた瞬間に、お姉様の物語は完結したから。……だから。咲夜より、パチュリーより、消えるなら私なんだろうね。
ずっとずっとそう思っていた。本当の結末なんてくだらない。


言葉は枯れる。想いは変わる。そうしていつかはこの恋だって終わる。いつか必ずなくなってしまうものを、どうやって愛したらいいんだろう?
壊れることを壊すことで確かめてきた495年間、壊したくないものが壊れてしまう現実から目を背けてきた495年間。いつだってお姉様の心臓は私の手の中にあった。それを衝動のままに貫いたって、或いはナイフを捨てて海の泡になったって、貴方のすべてを奪える運命なんて此処にはないけど。


だって、どうせならハッピーエンドがいいでしょう?
愚かしい無理数みたいな蛇足よりも、美しい解のある証明がしたい。私が貴方を確かに愛していた、証明が。
きっとそれは私にとって、壊すまでは決して手に入らないものだから。



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168 :古明地こいし(東方Project)
2020/10/24(土) 23:53



私が地上でなにをしていようが、お姉ちゃんは気にしないだろうと思っていたわ。
私がお姉ちゃんをとびきりに手酷く裏切ってみせたところで、きっと貴方は穏やかに笑って、優しいさようならをくれるだけ。もしも私がそのこころを覗けたとして、そこにあるのはほんの小さな失望と、一晩で消えるような量産品の寂しさだけだって。

だから、嬉しかったのよ。それは嫌だってお姉ちゃんが言ってくれたこと。それがどんなに些細でありきたりなものだとしても、私に確かな枷をくれたこと。



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167 :宇佐見蓮子(東方Project)
2020/10/21(水) 23:59



貴女とならどこへだって行ける。そう思っていた。
歩幅が合わない私たちの、その距離が致命的になったのは、いったい何時からだったのだろう?



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166 :イースチナ(アークナイツ)
2020/10/21(水) 23:52



考えなければいいというのなら、それがあなたの解決策なら、それで構いません。仮に私が苦言を呈しても、ズィマーは「うるせえ」と一蹴するでしょうから。
——ですが、此処はもうチェルノボーグではありませんよ。
目を覆わなくても死体はないし、味を感じないように飲み込まなくても食事は美味しいんです。


こんなことを言うと、考えすぎだと笑われるでしょうね。
だけど、……あのとき。私は、ズィマーを過大評価していたのかもしれないと思いました。
あなたが私の思うより劣っていたという話ではありません。私が、あなたを偶像化していたという話です。

だから、もしかしたら私の思う程強くはないのかもしれないあなたに向けて。保険として。

私は、絶対にズィマーの敵にはなりません。味方のまま消えることはあっても。
……どこにも消えたりしません、なんて嘘も吐けたらよかったんですが。



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