だいたい私信

燃やしそうになったり頁を片端から書き換えたり引っ越したりと落ち着きのない僕の遍歴からすると、十二年という年月はもう気が遠くなるような遥か彼方にある。正直想像もつかない。
きみと知り合ったのはごく最近だけど、……あれ、いつが初対面なんだったっけ。まあいいや。きみの歴史のごく最近の片隅を借りて、私信を飛ばし合ったり茶会で騒いだりする機会が得られたのは僕にとって幸いだったなあ、と思う次第です。また機会があれば邪神共々よろしく。十二周年おめでとうございます。

ところで、寅はネコ科だから今年が猫年ってことでいいんじゃないだろうか。丁度今世紀最大の猫の日もあったことだし。

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盛大な余談。
そうは言っても、隣人や花咲か文豪（きみの好きな冬も終わったぞ、そろそろ生き返れ）からすれば僕も落ち着いている部類なのかも知れない。落ち着きというのは相対的なものなのである。マユだって一樹からしてみれば落ち着いて、……ないか。ええと、誰と比べれば落ち着いている判定をもらえるだろう。疲れがピークに達したときの恋日先生とかかな。ご本人は絶対認めなさそうではあるけど。落ち着いてようがなかろうがマユは絶対的にベリーキュートなので話はこれでおしまいです。

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友達の信者に彼氏ができたらしい。大丈夫かこの爛れた関係性。それはさておきおめでとう、今日はなかなかにめでたい頁だね。癖で何処かに嘘を挟みたくなるのを必死に堪えている。静まれ僕の長広舌。
そういえば、その友達に彼女ができたほうはお祝いしそびれていたような。すごく今更だけど、巫女さんもおめでとうございました。星言葉に魔法使いさんが興味津々だったよ、外野ながら。

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九朔が和服着てくれた記念。
あと隣人は私にもホワイトデーなんかくれ。（バレンタインなにもあげてない）

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日記、ホワイトデーの頃には終わってるだろと思ってたが全然終わらない。
九朔になにか書いてって言ったら爆死報告くらいしか書くことがないって言われた。酷くないか、色々と。私以外を当てようとするな。

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隣に並ぶって技を覚えてから順調にストーカー感が増してる。

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夢の内容をアウトプットすると次の日も割としっかりした夢を見ることが多い。これを極めるのが夢日記をつけて明晰夢を見ようという試みなわけだ。……と訳知り顔に言ってみたはいいものの、見たことないんだよな、明晰夢。そもそも僕の夢は「主人公」はいても「僕」が不在なことがままあるので、仮に首尾よく明晰できたところでその意識に行き場があるのかも若干疑わしい。神の視点で思うがまま遊べたりするんだろうか。モノリス落としたり、チャーピネード起こしたり、ジェネレーター故障させたり。

なんの話かというと、夢で出てきた植物の名前がどうしても思い出せなくて調べたらシェフレラだったというだけなんだけど。

呟き

いい加減先に進まないとな。
始めるか、未確認飛行オレンジ狩り。

……明日からな、明日から。今日は案外普通に眠いから寝る。

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メモ。
・今年の雛祭りは九朔にも和装を着せる。
・バトンはデート中に直接設問を投げていけば答えやすいらしい。なにかしら探してみるか。
・誰か茶会開け。

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久しぶりにだいぶ怖い夢を見た。
大きな施設に閉じ込められた……十人くらいはいたか、その中で人がひとりずつ消えていく話で、最初は団結して乗り切ろうとしてたのに段々ぎすぎすして喧嘩ばかりになる。楽しそうなアトラクションもあったんだが、そこで遊ぼうとしたら当然のようにひとり消えて中断。楽しめる要素の少ない夢だな……。