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┗1396.禎祥と警鐘【保存】(16-20/73)

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20 :イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/15(火) 06:25




顔を見て話すのは苦手。苦手、なんて控え目な言い方をしたけど本音を言うなら嫌いだし考えたくもない。相手が抱いた感情による一瞬の表情の変化、直接見ているからこそ感じ取ってしまうその場の空気の移り変わり。肌で感じるその雰囲気が苦手で息苦しいから、並べた言葉以外何も伝わらないタブレット越しがいい。余計な装飾はいらない。だからつまり文字だけがベスト、通話はまあ、……知り合い、なら。だって、ネトゲ用のハンネを使って僕を知らない人と文字でやり取りをするなら「髪燃えてる、キモーイ」とか「うわ、あのシュラウド家の……」ってひそひそ囁かれずに済むから。陰キャゆえいくら陰口に耐性があるとはいえ、好んでそんな言葉浴びたくないんですわ。そういう点でも文章は良い。色なんて何も付かないから。
そう思いながら毎日やっとの思いで授業をやり過ごしていた僕の前に、アズール氏が現れた。彼の言葉は綺麗で、文字の羅列には色がない、なんて認識は僕の世界が狭かっただけだということを知った。何度なぞっても新鮮で、輝いていて。声をかけようと文字を打ち込んで、でも僕の言葉には正直な感情を上手く乗せられていない気がして閉じて、を繰り返した。この時ばかりはさすがにコミュニケーション不足を痛感したでござる……でもまあ、今思えば必死すぎてそう思えただけで僕の文章は相当熱が入っていたのでは。だって本当に真剣だったんだ。この子と話してみたい、って。どんな広い世界を見てきたのか、知りたくてたまらなかった。ほ、ほら、オタクって好奇心旺盛であるからして……決してストーカー的な意味ではなく。
そしてアズール氏は、そんな僕のメッセージを受け取って会いに来てくれた。奇跡だと思った。イデアさん、あなたのメッセージの内容全て返事をしていると饒舌だと評判の僕でもかなり長いものになりそうなので、ざっくりまとめても構いませんか?──……それこそこれはざっくり要約した彼の言葉だけど、初めてのそのやり取りも今でも読み返してる。
だから、さ。アズール氏、出会えて良かった。僕の隣にいることを選んでくれて本当にありがとう。それがやっぱりどうしても言いたかったんだよね。

──


『君の為の水槽』の同じ顔の君へ

いや返信不要って言ったしそもそも一週間経ってるんだが?今更すぎるのでは??そんな声が聞こえてきそう、っていうか聞こえてきても不思議じゃないよねサーセン。返信不要でも返したい、しかし失礼がないように……とか「えっ、何このメッチャ馴れ馴れしい感じ……さては距離無しか?」って思われないように、とか色々考えてたらこんなに経ってた。改めてはじめまして。面白い心理テストをありがとう、アズール氏には「イデアさんらしいですね」って言われたしお互い回答の方向性が全然違って楽しかった。それに僕もファンとしてひっそり毎日覗いてるから、君の心理テストの回答も興味深かったよ。人形を欲しいって言ってくるのは小さい子だよね、分かる。あと前々から思ってたけど文章のレベル高すぎない?溢れ出るセンス。テンポもセンスも良いって何事。
なんて、ベラベラ話すと空気の読めないオタク乙上体になりかねないかこの辺りで。季節の変わり目だから忙しさにやられないように気を付けて。それから、君と君の恋人がいつまでも幸せに過ごせるように願わせてくだされ。






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19 :イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/12(土) 07:50




否定されることが苦手だから、基本的には人に何かをすすめることはない。おすすめのボドゲやネトゲや本はたくさんあるけど、だからこそそれをすすめた時に、ああはいはいオタクだもんなお前……みたいに静かに草生やされたら「は〜〜これだから良さを分かろうともしない陽キャは困る……あっ、なるほど理解しましたぞ、はい。どうせボドゲは難しくて嫌だとかそんな理由では?いやはやお気楽な人間相手に頭を使う知的な趣味であるゲームの話など振ってサーセン」って口から出るし。そして否定に否定が重なり売り言葉に買い言葉、誰も得をしない地獄空間へ。っていうかまあそもそも趣味について語り合うような相手なんてアズール氏以外いませんが。陽キャと話す機会なんてないし。
──そう、アズール氏は特別。彼は友人の頃から僕のことを否定せずにいてくれるし、上手く言えなくても急かしたりせずに聞いてくれるから、好きなことについて話して出来れば共有したくなる。こんなオタクが「この前大型アプデが入ったんだけど本当に神。何せ仕様ががらっと変わったからこれは寝る前の周回が捗る……」なんて延々と話してたら「興味ないです」って切り捨てて普通だと思うけど、彼は「僕はそういうゲームはしないんですけど、そんなに面白いんですか?」と隣にいてくれる。その時のアズール氏は年相応に無邪気な雰囲気が漂っていて……あ、まあそれは多分そういう話をするのは夜が多いから眠くてうとうとしているっていう理由もあると思うけど、とにかく可愛いんだよね。
そして、そんなアズール氏が最近とある本をすすめてくれた。イデアさんはこの人が好きだと思いますよ、ちなみに僕は彼が好きなんです。良かったら読んでみてください。……こんなに完璧なプレゼンある?読むべき、とか読まないなんて損してる、と押し付けずに教えてくれる、その言葉の柔らかさ。僕も見習わないと。
と、ここまでつらつらと書いて昨日は睡魔に負けた。本当は私信も書き上げる予定だったのに何故か眠くて仕方なくて、けどいざベッドに入ろうとしたら今日の目標の周回回数をクリアしていないことを思い出して飛び起きて……そうこうしている内に帰ってきたアズール氏を出迎えて、そのまま寝落ち。完全に計算が狂ったでござる。眠る前にバタバタするものじゃないですな。今夜は落ち着いてアズール氏と眠りたい……!


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18 :イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/08(火) 22:20




僕は昔から、何かに失敗した時に『落ち込んでいる』と思われて気を遣ってもらうことが苦手だった。
たとえば何か新しい実験を始めたとする。それを僕は、これは成功するだろう、という確信を持って初めて人に……と言っても伝える人なんて限られているけど、とにかく確信を持てたら言うタイプだった。いや、実際に成功してから言うことも多かったくらい。成功してもいないしその見込みもないのに有頂天になってペラペラ人に話して、それでハイ失敗しました、なんてことになったら恥ずかしくて仕方ない。失敗した時は人に知られずに落ち込みたい。大丈夫、だとか次は成功するよ、だとか。そんな風に気を遣わせることが嫌でその手の話はあまりしてこなかった。我ながら根暗すぎて引く。でもまあ、そう、『だった』んだよね。アズール氏と出会ったばかりの頃も、いくら陰キャでコミュ障なオタクだとしても年上である以上弱いところなんてなるべく見せずに、たとえほんの少しだとしても格好良く見られたい、とか思ってた。この見栄が今思えば本当に恥ずかしいんだけど、数回言葉を交わしただけで彼の頭の良さに惹かれた僕なりの男としてのプライドっていうか……うん、上手く言えないけどそんな感じだったんだ。それが今では何かを始めたら逐一報告してるし、何なら「失敗したらどうしよう、僕のやり方で本当に合ってるのかな」って弱音までこぼしてる。それは気を遣ってもらうことが嫌じゃなくなったという訳ではなくて、この子なら僕を受け止めてくれるだろうってすっかり安心してるんだと思う。──ああ、ここまで書いていて思ったんだけど……『気を遣われる』というよりも『哀れまれる』ような感覚で苦手だったのかも。……被害妄想乙。
とにかくここまで何でも打ち明けるのは今までの僕なら考えられないことで、っていうかそもそも深い話をする存在自体いなかったから何もかもが今までとは違うことばかりだけど、それがくすぐったくて幸せ。
なんて、結局行き着く先はアズール氏のこと。たまには真面目な話をしてみようと思ったのに、これがいわゆるリア充……あ、いや調子乗ってサーセン。単に話が脱線しがちなオタクなだけですな。

──

私信もありがとう、次の更新で返すつもり。少しだけ待っててくれると嬉しいでござる。


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17 :イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/07(月) 07:40






ドキドキ☆深層心理テスト(続き)


【9】街につき、あなたは人形を買うことにしました。
あなたが手にした人形を見て「それが欲しい !」と言っている人がいます。それは何歳くらいの人ですか。
二歳くらい。同い年や年上は拙者のような陰キャにはそういうことを言わないと思う……多分。

【10】相手にプレゼントをあげようと、あなたはタクシーに乗ろうとしています。
手を上げると、そのタクシーは乗車拒否をしました。去っていくタクシーに一言、言って下さい。
溜息しか出ないでしょ。言ったところで既に去っていってる訳だし……。

【11】本棚から取り出した絵本のページを何気なく開いてみると、そこには恐ろしい魔女の姿が…。
この魔女はどんな性格で、どんな魔法を使うのでしょう。詳しく説明して下さい。
自分の考え方や行動が正しいと思っていて、否定されると激高する性格。最初は気のせいかと思う程度の弱い痛みを与え、それが徐々に強くなり最終的にはその痛みで正気を失うことになる魔法。

【12】この魔女が住む城の地下には、人が閉じ込められています。何人くらいの人が囚われているでしょうか。
三人。

【13】この人達は、いったいどんな理由で閉じ込められているのでしょうか。
魔女の性格や生き方を否定したから。

【14】この絵本の最後で、魔女は自分の行いを悔い改めます。さて、どんな出来事がきっかけだったのでしょう。
……魔女を否定しない生き物に出会えたから……?もしくはこんなことをしても無意味だとふと気付いたから、とか。基本的に悪役が悔い改めることなんてないと思ってるから想像出来ないですな。





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16 :イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/07(月) 07:37




愛読している先の方がやっていた心理テストが面白そう、とアズール氏が教えてくれたのでやってみましたぞ。拙者の結果が陰キャ全開で笑うしかなかったでござる。
そしてこの心理テストを載せてくれた書き手の彼にも感謝を伝えておこうかな、と。ありがとう、楽しかった。これからも更新を楽しみにしてる。


ドキドキ☆深層心理テスト



【1】あなたは知人から一冊の本をもらいました。それは、有名な童話のようですが、あなたの知らない物語です。この本はどんな内容の物語だと思いますか。
人を信じ続けたお人好しな男がことごとく裏切られ、やがて現実に気付き他人を信じなくなる物語。要は人を信じると馬鹿を見る、といった教訓のような話。

【2】本をめくっていくと一枚だけ色の違うページがありました。それは全体のどの部分にあると思いますか。
最後のページ。

【3】物語の結末はどうなったと思いますか。
あ、最初の回答と少しかぶりますな……結局自分以外信じなくなるから、まあ後味は良くない結末だよね。

【4】あなたは今、ダイヤモンドを一つ持っています。
それはどれくらいの大きさで、どんなダイヤモンドですか。なるべく詳しく、具体的に書いて下さい。
ごくごく小さいが美しく、見るからに価値のあるダイヤモンド。

【5】あなたのダイヤモンドを盗もうと、誰かが後ろからこっそりと覗いています。さて、それはいったい誰ですか。
盗めるほどの距離に他人を近寄らせないし、そこまで拙者に近付けるような人間はそもそも盗もうとはしないんだが?ということでオルト。ダイヤモンドをデータ上の情報でしか知らないから、きっと目を輝かせるだろうな。

【6】あなたはそのダイヤモンドをもっと磨いてみることにしました。
さて磨いた結果はどうでしたか。今までより美しくなりましたか。それともあまり変わりませんか。
変わらない。

【7】あなたはあまりにも美しいそのダイヤモンドに名前を付けることにしました。さあ、どんな名前を付けますか。
な、名前……!?付けないっていう選択肢は?……いや、だって陰キャがダイヤモンドに名前を付けて呼んでる図は相当エグいのでは。

【8】あなたは、大切な人にプレゼントを買うために街へ出かけます。家から街へつくまでは、どんな道のりですか。
実家は島にあるから船で出ることになるよね。買ったプレゼントが濡れたりしないように天気を確認して出るから、特に海が荒れたりすることもなく普通につく。





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