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┗1396.禎祥と警鐘【保存】(21-25/73)
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25 :
イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/10/05(月) 08:05
今時子どもでもこんなに早く眠らないだろうという時間にベッドに潜り込み、端末を握り締めていた記憶はある。アズール氏はその時、隣で「早く眠らないと駄目ですよ。睡眠は大切ですから」と言っていた。それに対して僕は「アズール氏こそ早く寝た方が良いのでは?毎晩遅くまで勉強してるし……」と返した、はず。……はず、というのは記憶にないから。朝方に目が覚めて「あ、寝落ちした」って理解した次に感じたのは、てのひらに触れる温かい体温。握っていた端末は丁寧に枕元に置かれていたから、僕が寝落ちして手から離れたそれを置き直して潜り込んできてくれたわけで。可愛いな、と思わない方が無理では?この話を彼にしたら「もぞもぞ動いていたから、僕が恋しいのだろうなと思って隣に行ったんです。そうしたらあなたがすぐに抱き締めてきたんですよ。……そんなに寂しかったんですか?」なんて言うんだろうね。ほんの少しだけ赤くなった顔で、でも僕からは目を逸らさずに得意気に笑って。アズール氏、君がいない夜が寂しくないと思うの?──どう?陰キャでもこれくらいの、く、口説き文句は言えるから。……肝心なところで噛むのはオタク特有の現象であるからして見逃して頂きたい。あと弱っちぃことに関しては否定したい……けど、だめ?
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24 :
ル_ー_ク・ハ_ン_ト(t_w_s_t)
2020/09/29(火) 20:40
私は『美』を愛している。美しいものは世界を変えるからね。大袈裟だと思うかい?だがキミもきっといつか分かるだろう。ああなんて美しいのだ、と。そんな存在を目にした瞬間、世界がよりいっそう鮮やかに輝き出すあの感覚。
ああ、ちなみに『美』とは容姿だけの話ではないよ。外見だけでの判断などナンセンス。たゆまぬ努力、向上心を持ち続けるその姿勢。その人間のあり方や姿が美しいのだ。──キミのことだよ。そう、狩人である私の心を射止めたキミ。まっすぐに前を見据えて生きる姿の、なんと素晴らしいことだろう。ボーテ!キミは見る度に輝きを増しているよ!そしてキミの扱う言葉、綴る文章、何もかもが私の目に煌めいて映っている!
私の大事な人、どうかこれからも私のそばで笑っていておくれ。キミを、……いや、キミのように強い人に「キミを守る」などと言うのはかえって失礼かもしれないね……キミの美しさを守るために、これからも全力を尽くすと誓おう。
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23 :
イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/26(土) 09:00
ねこたんをもふもふしたい。
「は?陰キャが何言ってるんだキモい」みたいな顔はやめてくだされ。ほら、だって考えてみて。ねこたんはふわふわして可愛い。頭を撫でたら柔らかい毛が気持ち良いし、抱き上げたらあの重みと体温が心地良い。ずっと僕の膝の上で寝ていてほしい。見てるだけで癒されて、触ったらもっと幸せ。ねこたん最強では?
けど、そんなねこたんを超える存在がいる。それがアズール氏。……最強って言ったくせに秒で超えるなんて前言撤回が早すぎるだろ、というツッコミは今は無視させてもらいますぞ。
アズール氏の髪はさらさらしていて、撫でると少し驚いたような顔をするのにすぐに何食わぬ顔に戻るところが可愛い。僕は何も気にしていませんが?って顔をしつつ、僕がやめるまで好きにさせてくれる。たまに頬をつつくと不思議そうにしてる。多分「僕をつついて楽しいのか……?」とか、そんな風に思ってるんだろうけど楽しいよ。楽しいっていうか癒される。一見ツンとしている大人びた君が僕の前では年下らしい無邪気な面を覗かせてくれること、かと思えば好きなだけ触れさせてくれる包容力を見せてくれること。そんなことを考えながら、眠り込んでいるアズール氏の頭を今もそっと撫でている。起きたらきっと、また少しだけ驚いたような顔をしたあとにどこか得意気に笑って、まだ眠気の残る声で「おはようございます」と聞かせてくれるはず。
アズール氏。僕はやっぱり、君が想像しているよりもずっと君のことが好きだよ。最初はねこたんについて話すつもりだったのに、結局アズール氏の話に変わるくらいに。
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22 :
イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/19(土) 07:45
不思議なほどに僕を否定しない彼に、どうしてそんなに否定せずにいてくれるのか聞いたことがある。すると彼は、それこそ不思議そうな顔をして(いつも皆の前ではツンとして見える表情が少し幼くなって可愛かった)言ったんだ。「だってイデアさんは頑張ってるじゃないですか」って。
多分、この時の僕はかなり間の抜けた顔をしていたと思う。頑張ってる、なんて言われたことがなかったから。だって、自分で言うのもどうかと思うけど僕は対面でのお話も出来なければ飛行術の成績もだめ。青い髪は燃えてるし、根暗で陰キャ。そんな僕を、アズール氏はまっすぐに見て「頑張ってる」と言ってくれた。その後更に「寮長としての仕事もこなして、毎日嫌だと思いながらも結果としてきちんと進級してる。イデアさんは頑張ってますよ」と。──顔が熱くて心臓がうるさい中、僕はアズール氏がいてくれれば大丈夫だと改めて思えた。
彼は人の性格を把握して能力を見極めること、それに寄り添って考えることに本当に長けている。直接人と話すということなんて、彼にとっては造作もないことだろう。恐ろしいほどに滑らかに言葉を紡ぐ彼に感嘆したのは一度や二度ではない。だから、彼から見ると人前に怯える僕のことなど理解出来なくても何もおかしくはない。でも、僕の性格を分かっているから僕が授業に出たと報告すると褒めてくれる。……どっちが年上なのか分からない件。
対面の授業も今時合わない根性論に基づいた飛行術も人前にさらされることも、やっぱり僕には無理。無理だけど、アズール氏のあの顔が見られるなら少し頑張ってみようかな、って……そんな気持ちになるんだよね。
──
アズール氏の日記を開く度、もう何度も読んだ前のページにまで遡って読み返してる。これが紙の日記だったらきっと、僕の捲る回数に耐えられずに紙の端は丸まっているだろう。そう思うくらいに何度も。
──
し、しまった……アズール氏に「たまには上げてください」って言われてたのに癖で忘れてたでござる……。
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21 :
イ_デ_ア・シ_ュ_ラ_ウ_ド(t_w_s_t)
2020/09/15(火) 19:11
私信を返そうとしたらまさかの文字数制限に引っかかった件。
『𝘴𝘦𝘳 𝘮𝘪𝘰』のクルーウェル先生へ
先生からの私信に緊張して遅れましたサーセン……ぼ、ぼ僕は内気な一生徒であるからして……!……しかし名前で呼ばれるのって年齢とか立場関係なく嬉しいことなんですな……先生も恋人にはデレデレみたいでニヤニヤしたでござる。可愛いよね、恋人……良ければ先生もバトンどうです?恋人も喜んでくれるのでは?あっ、もちろん強制とかそんなのじゃないですしそこは誤解しないでくだされ……!私信嬉しかったでござる……先生達もずっと幸せに過ごせますように。
──
僕は対人関係を上手く築くスキルは一切持ち合わせてないしそのことを自覚してるから、アズール氏以外にやり取りしている人もいなければそもそも他の人が綴る言葉に触れることもなかった。今も相変わらずアズール氏としか直接言葉を交わすことはないけど、最近は日記を通じて人の色々な考え方を知ることが出来て、こういうのも悪くないなと思ってる。……言い方が遠回しだこの陰キャ、って?要は本棚に入れてくれていることに感謝してるし、君達の日記を楽しみにしてるってこと。
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