ふとした瞬間にアズール氏のことが頭に浮かぶ。たとえば一人で渋々嫌々仕方なく出席しているもう本当に勘弁してほしい飛行術の補習の最中、オルトのメンテについて考えた時、珍しい文献を見つけた時。……結局それは起きてから眠るまで考えているということでは？というツッコミを入れられそうだけど否定はしない。
対面で人間関係を築くことなんて絶対に嫌だという気持ちに変わりはないのに、アズール氏だけは特別。そう、特別なんだ。部活の後輩で、年の少し離れた友人で、そして恋人。何かあった時に人に伝えたい、共有したいと思うことなんて無かった僕に話すことの楽しみを教えてくれた人。
アズール氏と話すことが本当に楽しい。僕が色々なことを伝えたいと思っているように、アズール氏も僕に普段のことを伝えたいと思ってくれるのが嬉しい。モストロ・ラウンジでのことも飛行術のことも何もかも、君の話は全部好き。あと特に好きなのは、……これは直接伝えようかな。
アズール氏。どこかに出掛けて買い物や食事を楽しむなんて陽キャみたいなことをするのは難しいけど、君を大事にしたい気持ちは誰よりもあるから。ほら、外に出なくても室内でのおしゃべりも悪くないかと。二人でのんびり、煽り煽られのボドゲを……あれ、それはつまり僕達の日常では……いやまあ、こ、恋人らしいこととかこんな陰キャが出来るわけないっていうか……！……とにかく、アズール氏を一番近くでずっと大切にするのは誰にも譲れない僕だけの権利。出会った日から今まで2年を過ぎてもアズール氏しか見えていない拙者と、この先も末長く一緒に過ごしてくだされ。

◆恋人のこんな所が好き！
大変なことも決して投げ出さずに向き合っているところ。そういうアズール氏のことを思うと「嫌でござる〜〜〜！拙者引きこもりゆえ授業になど出ませんぞ！」と逃げ出す自分を少し反省する。

◆恋人のこんな所が自慢！
まっすぐで努力家で僕には特別優しくて、行動が早いところ。

◆恋人のこんな所が可愛い！
僕の愛情表現を全部受け止めてくれるところが本当に可愛い。あとは「良い子だね」って言ったら得意気に笑うところ。

◆恋人のこんな所が格好いい！
僕が悩んでいる時に動じずにアドバイスしてくれるところ。さすがあのカフェを経営している手腕の持ち主なだけありますわ……って感動する。

◆恋人におねだりをするなら？
アズール氏、これからもずっと大事にさせて。

◆恋人に試したいことはある？
試したいこと……？……こう言ったらどんな反応するかな、とか気になることはすぐに実行に移してるから特にはないですな。

◆実はずっと黙っていたこと
アズール氏には何でも話してるから無い。……それにしても、オタク特有の早口にも引かないアズール氏は優しすぎるのでは。

◆実はずっと気になっていること
これも無し。気になったことはその場で聞くしアズール氏も教えてくれるから。

◆忘れられない大切な思い出は？
初めてお揃いのものを持った時と、この前の2年の記念日。勇気を振り絞ったから喜んでもらえて嬉しかった……！

◆最後に盛大な愛の告白をどうぞ！
アズール氏と出会えて良かった。名前を呼んだら応えてくれて、抱き締めたら楽しそうに笑ってくれる。そんなアズール氏を見ていたら「幸せだな」っていつも思うんだ。
2年経った今でも、君と話す度に好きになってる。だからこの先も僕のそばで一緒に生きて。絶対に幸せにするから。

◆お疲れさまでした、バトンを回して下さい。
フリーで。気になった人がいたらやってみてくだされ。