気付けば、明日でもう１ヶ月なんですね。
もうそんなに経ったのかという気持ちと、まだ１ヶ月なのか…という気持ちと。

複雑ですね。

この１ヶ月で分かったのは…自分でも思う以上に二階堂さんが好きだという事、でしょうか。

この先、幾つの季節をあなたと過ごせるかなんて…きっと知るのは神様くらいでしょう。
…なんて、私らしくありませんが。

それでも、これから先…もっとたくさんの時間を重ねて、同じ季節を幾つも重ねていきたいと願うばかりです。

我ながら女々しいとは思いますが…
明日くらいは、いつもより少しだけでいい…一緒に過ごす時間が増えますように。

寂しいとか、もっと一緒に居たいだとか…
同じ気持ちなのに、それを上手く伝えられないのがもどかしい。
二階堂さんの事だから、ごめんって言うでしょう？
謝って欲しいわけじゃないんですよ。
私が、もっと可愛らしく言えたらいいんでしょうけど…なかなかうまくいきませんね。

会えない時間は寂しいですし、私ももっと一緒に居たいです。
でも、何よりあなたが毎日帰ってきてくださるから…その寂しさも、嫌いじゃないんですよ。

もっと上手に思っている事が伝えられたら…
どうすれば、落ち込むあなたを元気づけて…笑わせられるのか。

どんな二階堂さんも好きですよ。
でもやっぱり…あなたには笑っていて欲しいんです。

普段は、好きだなんてあまり言わないくせに。

あのタイミングで言うのは反則です。…嬉しくなるじゃないですか。お付き合いを始める時も…最初は好き、なんて分かりやすい言葉じゃなく…目の届く所にいて欲しいと言っていたあなたから、時々放たれる「好き」がどれだけの威力があるかご存知ですか？
…本当にずるい人です。でも、そんなあなたが今日も好きですよ。

昨日は、いつもより早めのおやすみなさい。
いつも先に寝てしまうあなたに、おやすみと言われたのが何だかとても新鮮で。
そんな些細な事でも、好きなんだと思い知らされる。
本当にずるい人ですよね。日常の挨拶一つで掴んで離さないんですから…

日毎に好きが増えていくのがとても心地良いなんて。