親愛なるロナルド君へ 春の訪れまでまだ日があるようで、寒さが身にしみる日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。私は、君のお陰で寒い冬も凍え震えることなく、心身共に温かく過ごしております。 例えば、寝る時です。私は、君の胸の中で眠るのが 他にも、疲ている中連絡してきたり、出掛けているときに連絡してきたりするのも嬉しくなります。私のために時間を割いたのだと思うと、可愛らしい人だと思うでしょう。私は、寛大な心と最高峰の優しさを持つと自負していますが、我慢することは得意ではありません。忙しいなら控えようかと、理解ある体を装いますが、かなりの物足りなさと寂しさに打ちのめされているので、こまめに連絡があるのはとても安心します。 我儘を言えだとか我慢するなだとか言ったり、拗ねたり怒ったりしたことに対して喜んだりしてくるのにも、正直に言うと安心しています。私のやりたい事を受け入れてくれるのは、懐が広いのだろうと感じています。好きだとか可愛いとか全肯定なところもそうです、お陰で素直に頷けません。私が健気さ全一だとしたら、君は包容力全一だと思います。分かりました、認めましょう、君は格好良い。少なくとも私に対しては天才的であると。そのせいで君へ対して欲深くなり、また、色々体裁が崩れてきております。 私は、 初めての事と言えば、恋人を他者へ紹介したくも自慢したくもありませんでした。素敵な人なのだから周りが好きになるのも当然ですし、望むなら手離さなければならないと思うからです。でも君のことは、「私の恋人です、あげません。素敵な人でしょう。握手くらいならしていいですよ。」という気持ちになります。たくさん好きだと言う気持ちをくれるから、安心しきっているのだと思います。そうすると、君の良さを世にしらしめたくなりました。世の惚気というのはこうして生まれるのだと納得します。 他にも色々あるのですが、要するに、私は君が思っている何億倍も君の事を愛していて、信頼していると言うことです。お陰でこの冬は身も心も温かく、幸せに過ごすことができております。これから先何回も冬が訪れると思います。どうかこれからも、変わらず私のことを温めてください。 |