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1945.月に叢雲
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夏/油/傑(呪/術/廻/戦)
2022/04/07(木) 21:37
#0221
事の発端は所属していた集まりの解散だった。
いよいよもう本格的に使うことは無いだろうとアプリごと消してしまおうとした矢先、目に留まったのは一覧に残った見覚えのある部屋。思い返されるのは二年前のとある一夜、ほんの数時間だけの逢瀬。
今更改めて話すこともなかった。部屋が消えていなかったのは単なる私の落ち度で、其処に何らかの意図は介在していない。何の因果か未だに在るものの、二年前に既に死んだ筈の部屋だ。
消そう、と操作しても何故か直ぐには消えてくれなかった。削除予約になるだけで、実際部屋が無くなるには一週間も掛かると言う。いや普通に気まずい。後で硝子に確認したら、普通に私の操作ミスだったと判明した。ガバにガバを重ねるな。
そうして私が部屋を消そうとしている事が相手に知れ渡ることとなり、私と悟は実に二年振りの再会を果たした。そしてあれよあれよと今に至る。
いやはや、人生何が起こるか分からないものだね、全く。
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