さて、気が乗った時にと思っていたんだが気付いたら俺の誕生日だったな。丁度良いからここに書くか。確保しておく。

K

確保してからまた何日経った？？仕方ないだろう、やれ宴だ、やれトラブルだとあちこちから声が掛かっていたからな。忘れていたわけじゃないしいつ書こうかと悩んでいたがようやく認められそうだな。文字数も直ぐ迫るから早速書こうとしていたCoCの事を書くとするか。

CoC｢心臓がちょっとはやく動くだけ｣ネタバレあり、KP話

この間エースが話していたのはPL側だったが、KP側もその後した事を話しておこう。何故俺が、と言うのはKPがエースでKPCが俺だったからだ。そして相手がカリム。初めてタイマンをあいつに回したんだが本当にこのシナリオ良いシナリオだなと改めて思ったよ。喜怒哀楽、どの部屋も思い入れ深いが俺が特に印象に残っているのは怒と哀だったな。｢ジャミルを怒らせると怖いからな〜…。｣と言いながら無垢なヒューマノイドの俺に怒を教える為冷蔵庫に入れてあったパイを投げ付けてきた。まさかパイ投げを選ぶとは思っていなかったから驚いたな。一昨年の誕生日を思い出した。エースとフロイドが部活で、と脱線しそうだからその話はさておき、パイを投げてきた後のカリムの申し訳なさそうな、それでいてどうしようかと言う視線の動きにも笑いそうになった。人の困っているところは見ていて飽きない。人の不幸は蜜の味とも言うだろう？まあ熟慮の精神を持って手助けする時はするさ。それより次の哀の部屋では、別れについて語ってくれたが。…なんだろうな。カリムの伝え方が本当に良かったんだ。言語化をするのが上手いんだろう。あんなでも商人の息子だ、言葉は巧みに操れる。すっと胸に入る感覚があって、そして俺側からしたらこの後の展開を思ってしんみりした。
4つの部屋が終わったあとに、愛も当然カリムのことだから教えてくれた。7情全てが揃ってから、遂に真ん中の扉へ。…最後のRPは、しんどかったな。ここまででカリムはヒューマノイドの俺に母性みたいな何かを持っていたし、この先も2人で色んな事を教えたいと言っていた。…火葬炉に入るまでに、嫌だ、そんなの出来ない、楽しいって言ってくれただろ、なんて言葉が溢れ出てきて、俺まで目から水だ。全く、なんて狡い奴だ。ともあれヒューマノイドの俺が火葬炉に入りおやすみを言われない限りカリムも元の世界に戻れないからな。説得の上、お別れの時間だ。…一番最初会った時、ありがとう、と言う言葉の意味を教えてくれたんだが、最後はそれで締め括った。教えてくれた言葉を最後にカリムに伝えられたのは、まあ良かったんじゃないかと思う。
その後も冊子の追撃で｢狡い…。｣とカリムを泣かせていたが俺も俺で辛かったからお互い様だ。俺の言う通り真っ直ぐ、鍵を持って進んでくれて、最後にはきちんと差した鍵を抜いて持ってくれたな。心をカリムの故郷に持ってきてくれた。そしていつもの俺がカリムと少しやり取りをして終了だ。ちなみに俺はダンサーでカリムは絵本作家なんだが、絵本にそれはおかしいだろって頻度で俺に似たキャラクターを描くから勘弁して欲しい。…まあ、またカリムと回れたらいいな。楽しかった。