大切なものを大切なまま喪わずにいる為には、そのすべてを燃やしたらいい。
二度と動けない、二度と話せない、二度と思考を先へ進めない。そうすればご主人様は、私の元から何処にも行かずにいてくれる。

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ラスティアラさんが望んだ物語の先を、私は読みたくなんてない。置いていかれるのは嫌、置いていかないなんて嘘。ご主人様みたいに、ラスティアラさんみたいに、私は世界を信じたりできない。