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スレ一覧
┗443.*一二三歩のアイノカタチ(45-49/79)

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49 :観/音坂独/歩(ヒプ_ノシ/スマ_イク)
2020/05/15(金) 20:58







ハッピーバースデー…俺

俺、何歳になったんだっけ?
え? あぁ…そうだな、もう三十路…
三十路…だとさ…はあぁ

誕生日…といえば、あれ、小3のときだったか
父さんに買ってもらった新しい自転車で、ひふみとふたり、ちょっとした冒険に出掛けたことがあって
隣町に大きな池があることを知っていたひふみが、行きたいって言ったんだよな
ザリガニとかタガメを捕りたいって
俺は子どもながらに、俺たちだけで隣町まで行くことに対して不安を感じていたんだが、ひふみはどこ吹く風で、虫取り網とプラケースを持ってやってきた
「ボクも行きたい」ってゴネる弟を振り切って、大はしゃぎするひふみを自転車の後ろに乗せて、えっちらおっちら二時間近くかけて、やっと目的の池にたどり着いたっけ
キラキラした目を更にきらっきらにさせて、一目散に池まで走っていくひふみの背中を見ながら、自転車の鍵をしっかりかけて、俺は後を追った
池の中を覗き込み、浅いところにかたまっている赤いザリガニを指差して、きゃっきゃするひふみ
持ってきた割りばしに糸を括りつけ、その先に餌になるスルメを取り付けている俺の手許を、不思議そうな顔で見る
「これで釣るんだよ」って方法を教えて、完成したザリガニ釣りの道具を手渡してやると、ぱっとヒマワリみたいな笑顔になった

以前、父さんと釣ってきたザリガニを見て、ひふみがもの凄く羨ましそうにしていたのを憶えていたんだ

スルメで面白いようにザリガニは釣れた
釣れたザリガニを並べて、どいつを持ち帰るかって、散々悩んでいたな
一匹、すごく大きくて、ハサミが立派なヤツがいたから、俺はてっきりその個体を選ぶんだと思っていた
でもひふみは、似通った大きさの二匹を選ぶと、残りを池に戻しにいった
それでまた二時間の帰り道
行きはよいよい帰りは怖い――と言うが、道がわかっている帰りのほうが、スイスイ帰れたな

ま、とはいえ案の定
家に着いたらもう真っ暗で、こっぴどく父さんと母さんに怒られた
母さんの後ろに隠れながら、弟がこっちに向けて舌を出していた
俺とひふみは、父さんから痛いゲンコツを貰ったよな

だけど…
大切そうに抱いたプラケースの中を見て
「オレとどっぽみたいだよな」
そう言って笑ったアイツの顔は、なによりもはっきりと記憶に残っているんだ

あれから20年

仕事でくたびれて帰ってくる家には、相変わらずキラキラしたひふみがいる
「おめでとう独歩」
5月15日、俺の誕生日…且つ苺の日
オーソドックスな苺のショートケーキと、ホイップクリームの載った苺タルト、マカロントッピングのフランボワーズ
俺カラーのケーキばかり3つ
それと、俺の肝臓を労わってのシャンメリー
「ここのケーキのクリームは甘めで、苺の甘酸っぱさと相性がいい」
三十路の男同士で、ケーキを食べさせ合う、なんともシュールな光景
――でも、俺にとってはなんともしあわせなひとときで

当たり前のように傍にいるひふみ
違う人間、違う顔、違う声、違う性格、違う思考
長い間、変わらず一緒にいられることが当たり前であるはずがない

ひふみがずっと元気なら良いな
言葉にしなかったが、俺はこのとき、そんなことを思っていた
2020年の誕生日






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48 :伊/弉/冉/一/二/三(ヒプ/ノシス/マイ/ク)
2020/05/04(月) 22:25







本当にそんな大した事じゃねぇんだけど、
この前の一件で、俺っちもっと独歩を観察して、
独歩の変化に気付けるようになりてぇ、って思った。
鬱陶しいなんてミクロも思ってなくて、独歩の事、もっと知りたい、理解してぇと思った。
普段ネガティブな面見せねぇ独歩がさ、あんな風に甘えて(?)くれるのって、レアなワケだし。他の人にはあんな風に寄りかかってほしくない。
もっと独歩が素直に甘えられるようなスパダリになりてぇし、できる事は何だってしようと思ったんだ。








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47 :観/音坂独/歩(ヒプ_ノシ/スマ_イク)
2020/03/22(日) 02:44











ここはなにかのときのために…






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46 :観/音坂独/歩(ヒプ_ノシ/スマ_イク)
2020/03/16(月) 22:48







伊弉冉一二三の…曲…最高だな

………なんか、怖いけど




【私信】
white2の「Cafuné」の有栖川くん
こんな俺の戯言羅列したものを、キミの本棚に入れてくれて…すみませんすみませんすみませんすみません…っ!!
…ありがとうございます(深々)






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45 :観/音坂独/歩(ヒプ_ノシ/スマ_イク)
2020/02/23(日) 02:46







とりたてて記すこともないと言えば、大いなる語弊
正しくは、毎日ひふみと過ごしていることが日常となっているから、すべてのシーンが膨大な経験値…とでも言うべきか
あれもこれもそれもどれも
記すために、記憶からのバックアップ復元を試みるのは、果てしなく困難を極める

閏年ちゅーだとか
エケちんだとか
思い出せば、ソレについてひとつずつ語れるんだけども

まぁアレだ
繁忙過ぎて、とっ散らかったままの脳みそから、Keyとなるピースを拾い上げても、その両隣のピースが見つからん状態なわけで

そんなごった返した脳神経がピリピリとする
ムリをしないで、いまふと思い出したのが――
「次の閏年も隣にいろよ」

そのときも俺は、相も変わらずWorkaHolicなんだろうか

あぁ神様、仏様、寂雷先生
次のバトルはいつなんでしょう
最早、ジッとしていることが苦痛に思える病んだ精神
ソレが俺、今日も終電残業キメて、マスクの下で笑顔浮かべますよ
はは、は…ははは

はぁ






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