97 :
仁王雅治
2011/02/01 12:43
>>96唯文字を綴る。
唯其れだけの簡単な事なンに、俺には迚も大切で無くしたく無いモノ。でもって、こげに長くやり取りを続ける事出来ンのは並大抵の事じゃねェと。
やけ、有難う。
亦桜の花弁が舞い込む季節か。
御前サンと此の理科室で二度目の春を迎えようとしとる。
薄らと為りやがて消えてしまう此の文字の様に御前サンは消えンで呉れ。消える時は、言うて呉れ。でないと俺は此の理科室で何時迄もずっと、待ち続けるじゃろ。
可笑しい。唯の机の走り書きが始まりじゃったと言うンに。
96 :
伊武深司
2011/01/31 13:08
>>95有難う、なんてのは俺なんかには勿体ない。
何をしたわけでもないよ。只此処に文字を綴る、たったそれだけの事。
…あんたも同じ、だろ、
もう直ぐ春。
寒さから抜け出したい俺には待ち遠しい。
95 :
仁王雅治
2011/01/26 23:54
>>94詐欺師も一皮剥けば唯の人の子。
御前サンの前では──、否正確に言えば此ン机の上では柵も何も無く有りの侭で居れる。
シンジにそう言うて貰えるとは至極光栄。嬉しい。『特別』と言う詞は此れ程迄に嬉しいモンだったか。
力強く書く。
時が経っても消えない様に。
シンジ、居て呉れて有難う。
94 :
伊武深司
2011/01/26 15:44
教室を間違える、何て、
詐欺師の名が泣くよ。折角格好良い通り名なのにさ。
嫌でも止まるさ、あんたの書く字はもう特別になったから。
幾度と無く目で追い続けた其れを、そう簡単に忘れない。