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382 :
千石清純
2013/09/08 22:50
記念日まであと少し。
長いような短いような。二人で過ごした時間は、言い表せられないぐらいの濃さで、スピードで。
集会で出会って、捜索板に俺が板を立てて。この前話した時に、立てたのが翌日の夜で何度も確認したって言われて思い出したことがある。
絶対にスルーされない内容を、と思ったんだった。もしも、板に移った途端に集会とイメージ違う、とかつまらなさそう、って思われたら嫌だなぁって結構悩んだのをふと思い出した。
逃がさない、というよりはきちんとしたかった。日吉くん、と呼んでいた時は軟派野郎と何度言われたか思い出せないけど、真面目な軟派野郎なんだよ俺。
決して硬派ではないけど、一途になるとずっと同じ人を好きでいるこのしつこさはもう認めたよね？
若はずっと俺をしっかり見てくれてた。
たまに昔の話を掘り返すけど、そこは鈍感すぎる若らしさがあって、過去を引きずるとか、そういうのは無縁だとよく思い知らされた。
そりゃあ俺だって過去に何もなかった訳じゃないけど、若は俺の昔にはあまり興味無さそうだし、多分俺の気持ちがきちんと向いてることを分かってくれてたから…なんて(笑)若は平気な振りばっかりするから、本当に気にしてなかったかは分からない。でも、うん。誰よりも凄く、凄くね。俺が若を大事にしてるのは分かって。今も昔も、これからだって君を一番に考えていくことを約束するよ。
しつこいんだ。一途ってよりも、しつこい男なんだよね。
そんな俺が好きだって言ってくれたら幸せだな。一生変わらないから、ずっと若一筋。
もうすぐ二年。
一緒に過ごそう。楽しみにしてるよ。
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