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鎮魂歌
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200 :
Requiem No.1
2006/11/17 01:00
鎮魂歌 第一楽章
‐芥川慈郎の場合‐
もうこの世界に存在しない人に捧げる歌。
時を越えて十月
金木犀の呼吸困難
錦に染まりし木の葉紅葉
二十五時のゲートを開く。
踏み出した世界は脆くも儚いもので、したたかに笑うその背中を見上げた。
閉鎖空間で苦笑いを浮かべるだけしか出来ない俺は、失くしてからやっと日常の中の非日常を知った。
い.つ.ま.で.も.陽.だ.ま.り.に.
留.ま.っ.た.ま.ま.
君.が.く.る.ま.で、
ず.っ.と.待.っ.て.い.る.か.ら.
も.し.も、.い.つ.か.
朽.ち.果.て.た.ら.
こ.の.ベ.ラ.ン.ダ.に、
小.さ.く.て.白.い.
花.が.咲.く.で.し.ょ.う.
「____」
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