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双宿双飛
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231 :
切原赤也
2021/08/12 22:54
#人生、何が起きるかわかんねェ。
ほぼ毎日1往復は言葉を交わしてれば、まあまあ頻繁なやりとりと呼べるンじゃねェかと俺は思っていたりしたので、頻繁じゃないって思っていたと知って割と驚いてマス。
なんで、もうちょっとやりとり増やせたらと思いつつ、笑えるほど眠いタイミングが被らねェ。アンタが寝てりゃ俺が起きてて、俺が寝てればアンタが起きてる。
お喋りの内容も尽きなくて、どんどんどんどん話が長くなる。返してる内に睡魔とかいう悪魔に意識をユーカイされることもしばしば。
適当なところで適当に話題を蹴る、これお互いの課題っスよ!(笑)
とはいえ、今のこの状況をあの頃みてェな擦れ違いだとは感じてなくて、ただ、穏やか。
傍にいれば心地よくて、離れて互いに授業だ部活だって頑張ってる間も、焦燥感みてェなもんはない。
帰ればアンタがそこにいる。
俺が先に帰っても、そのうちアンタは顔を出す。
だから大丈夫。
不思議なほど手放しに信じられる。
月日の流れで俺も先輩もきっと色々なところが変わったし、変わらないまま時間が過ぎた部分もある。
きっと俺にはもう、あの頃ほど想い焦がれて焼き切れるような必死さが無い。ウブさも恥じらいも泥臭さも、俺じゃなくなっていた間にすり切れて、失った。
川の上流にあった岩がだんだん削れて、下流へ来る頃には小石になってるみてェに。
つまんねー人間になっちまったンじゃねェかと思う。
それでも、また先輩と付き合うことになった。
あの頃知らなかったことをたくさん聞かせてもらって、俺の話もたくさん聞いてもらって、改めて出た、俺達の結論。
もう違ってしまってる、アンタと俺。
ゆっくりやってきましょーか。
永遠なんて無いって、もう痛いほどお互いに知ってっケドさ、
前付き合ってた時に本気で永遠を誓ったことは嘘じゃねェし、
今度こそ最後まで、ってのも、本気だからさ。
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