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日々是
┗207
207 :
乾貞治
2007/10/04 23:02
涕色伽羅 忍足へ。
寂しくなるけれど、行っておいで。
君が元気で居てくれると、嬉しい。
また会える時まで。
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10/9追記
秋の夜長は、どことなく気分をセンチメンタルにするもので。
微睡む窓越しの月に、つらつらと纏まらぬ思考を垂れ流す。
人が何故恋をするのか、等と。
一般的に言われている説に、異論は無い。
生存本能
存在証明
それが本能のもたらす塩基配列への信号だと言われたら、それまで。
より良い遺伝子
より良い交配
自らの遺伝子を最良の形で後世に残す為に、人は優秀な遺伝子を求める。
それは人もまたウイルスや微生物と同じ、一つの生命体である証であり
またそれらと同じように、その為に存在していると言っても、もしかすると差し支え無いのかもしれない。
俺が生きている
生きていた
…証。
肉体が消えても人の記憶の中に生きる事が出来る。
そうして焼き印を付ける相手を求めて、俺もまた、恋をするのかもしれない。
痕を
跡を
付けるならば、君がいいんだ。
未来は常に不確定で
永遠を約束出来る程純粋でもなく
予測と計算だけではどうにもならない事は山積みで
ふつりと切れる繋がりや
途切れた筈の想いが蘇る事もあり
欠けたる事のと詠んだ人も
明日の事は分からないままで
…それでも。
俺が居る証を
俺が居た証を
刻むならば、君がいいと思った
俺と出会い
想いを重ね
言葉を交わし
触れて
求めて
渇望する
…DNAの配列から、変えてあげるよ。
例えば遠い未来に俺と君が道を違えても
君の中で、たった一時でも変化があった事が
俺の存在証明に、なる。
君を変えるのは、俺でありたい
俺を変えるのは、君であって欲しい。
それが、全て。
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