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日々是
┗218
218 :
乾貞治
2007/12/06 00:52
>好きな人の事を、つらつらと。
俺の好きな人は、…太陽のような人で。
花開くように笑う顔
真っ直ぐに伸ばされる腕
無邪気でいつも一生懸命で
愛する事と、愛される事のバランスが
きちんと取れている…そんな人
彼本来の気質に形成され
たゆまぬ努力に裏打ちされた
明るさと、温もりと
この町そのもののような穏やかさ
俺の側面に、背後に、正面に
無邪気にじゃれつきながら
手にしたキラキラとした宝物を
そっと広げて見せてくれる
…あんまり無邪気で居るものだから、昏い欲望にまみれたこの腕に引き込むのが、…なんだか、申し訳なくて。
その反面、とろとろに蕩かしてあられもない姿を堪能したい衝動は、如何ともし難い程、膨れて。
理性と欲望がせめぎあう中、なんの躊躇いも無く伸ばされる腕が、瞳が、笑顔が、…眩しい。
穏やかに見守って居たいような、骨が軋む程に抱きしめて閉じ込めておきたいような、ギリギリのライン。
冬の太陽が少し翳って見えるのは
寒がりな俺が、太陽を腕に、胸に、隠してしまうから。
そのくらいは許されるだろう?
…全てを隠してしまう訳じゃあないんだ。
………子供らしく、ほんの少しの独占欲を…たまには、俺も素直に。
…恋焦がれる人が、一人。
俺を捉えて離さない、無邪気な笑顔と共に在る事を…幸せだと思うよ。
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