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日々是
┗233
233 :
乾貞治
2008/05/13 17:57
爆発的に、欲しくなる瞬間がある。
親しくなって、1年をこえた。
いいのか、と自問自答を繰り返しながら彼の傍に居られるようになり
沢山の言葉を交わして、キスを貰って、抱き締めて。
腕に収まってくれる身体を大事にしたい一方で、……衝動は、いつだって唐突にやってくる。
日だまりのように暖かくて明るい解放的な空間から…間接照明しかないベッドの上へと引き摺り込んで、思う様泣かせて上がる声を堪能したい。
傷一つ無い喉元に歯を立てて、脇腹と背中に所有の証を
理性と思考の届かない場所まで堕ちて、涙の気配にキスを
吐息と呼ぶには荒い呼吸音と、汗と体液と…何より心を、交差させて
好きだとか…俺達が意識的に使わない言葉だとかでは足りない、この胸の疼きを収束させるにはそれしか方法が無いのだと、そう教えてくれるのはデータではなく…本能だ。
普段じりじりと炙るような抱き方をしている反動なのかとか、この間俺のせいで中断してしまったからかとか、単純に熱があるからだとか、君が可愛いからだとか。
理由を付けようと思えば、いくらでも思いつく。
…けれど結局、君を好きだからという理由に勝るものはなくて
馬鹿みたいに、君が欲しい。
―――欲しい。
□□□□□
自分の内にある衝動を悪戦苦闘しながら抑え込んで居る事を
知ってか知らずか…今日も無邪気だね。
…ベッドの中で色っぽいのは、どちらだ。
ばか、なんて可愛い罵倒も全部睦言に聞こえるのは…君のせいだ。
ボールを全部君に投げて、…このどうしようもない疼きをどうにかして貰おうと考えるのは、卑怯だと思うかい?
……好きだよ、 。
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