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日々是
┗252
252 :
乾貞治
2008/08/01 20:41
答えが明確に出る訳ではない事を知っていて尚彼の事を考えるのは、単に俺が感情という掴み所のないものに興味があるからというだけでなく、それを考えるのが幸せだからだ。
以前彼と、「好きだと思う瞬間には言葉がかえって出ないものだ」等という話をした。
思いの質量が大き過ぎると、言葉という出口で渋滞をおこす、なんて彼が上手い事を言って、酷く共感した覚えがある。
俺の中には沢山の小さな俺が居て……、…想像力にも限界があるよな、精神衛生上俺ではなく彼にしておこうか。俺の中には沢山の小さな彼が居て、それぞれ彼のいい所を一つずつ持っている。
俺が彼のどんな所に惹かれるのかを言葉にしようと心の中を見渡す時に、小さな彼は競いあって彼の良さをそれはそれは魅力的にアピールし始めるんだよな。
俺が彼の良さを沢山知る分、小さな彼は心の中で増えていく。魚群と同じからくりで俺は彼と彼の間で目移りしてしまい、…結局は全員纏めて抱き締める事しか出来なくなるんだ。
(そして彼が沢山居るという想像にニヤニヤしてしまうのは、…あれだ、乾貞治のたしなみだ。と、彼に「残念な奴」と釘をさされる前に他の俺を巻き込んで先手を打っておく)
好きだと思うと言葉にならないのは、それだけ俺が彼の魅力的な部分を沢山知っているという事。
言葉が上手く紡げない事を、だからこそ俺は幸せだと思うよ。
…きっと彼も、俺が言葉に出来ない程好きだと思う瞬間を、分かってくれると思うから。
□□□
君の寝顔とそれに伴う下半身の変化についてのレポートは、また今度。
…色々考えてはみたんだが、惚気混じりのラブレターにしかならないんだよ(笑)
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