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日々是
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290 :
乾貞治
2009/01/20 22:28
誰にも見られない場所で咲く、山桜の様でありたいと思う。
誰かに誉められる事もなく、ただ淡々と蕾をつけては花を開かせ、静かに枯れて行く。
それは山桜の時間が穏やかに雑音の無い世界だからではなく、
自らの生きた証をひたすらに残すしたたかな戦いであると、俺の中で解釈されているからだ。
ただしそれが、他の何かを邪魔するものであったり悪意を持った謀略であったりしない所が、俺にとっては理想であるのかもしれない。
山桜の長い進化の過程で得たノウハウを15年しか生きていない俺がいっぺんに手にいれるのは不可能だと分かって尚、ああ在りたいと、願ってしまうんだ。
ひたすら自分の為だけに、努力が出来るというのは凄い事だと思う。
…同時に、贅沢だとも。
山桜たりえない以上、人との軋轢というのはどんな人にもどんな時にもあるものだ。
結果がどうであっても…結果だけを見て「全て」が分かる訳じゃあないんだ。一番重要な事ではあるんだろうけれどね。
責任と同じだけの結果を得る。それがどんな結果でも。
ならば大切な事は、自らの功罪を正しく見詰めて次の一歩に生かす事じゃあないだろうか。
…俺だけが正しく、義であると思うのでは成長出来ない。
俺だけが過ちを犯して、悪であると思うのでは反省して居ないのと同じ事だ。
忍耐をベースに努力に努力を重ねても、上手く行かない事の方が多いものさ。
だからこそ、上手く行った時の喜びがある。
得られた経験を大切に出来る。
…そうだろう?
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