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日々是
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32 :
乾貞治
2006/12/16 02:50
真実と虚像と
とかく俺は多弁になりがちで…日記では特に、思う事を纏めもせずにつらつらと書き流す事が多い。
己の自己分析であったり、人間関係の比喩であったりは、イメージが先行する分、限りなく言葉が浮かんで来てしまい…文字数をオーバーして尚、足りなかったりもする。
この世界は半完の違いは在れど、扱う人間の性格や習慣が滲むのは勿論の事、同じ人物でも鮮やかな違いが出て…その上で「らしい」と思う人が多々居て。
それでも文字を媒体とする世界故に、虚像の仮面を被る事は非常に容易い。
どんなに辛くても、明るく振る舞うのは…とても簡単な事だ。
感情の振幅を抑えようとすればそれは容易で、一時自分の感情を騙しさえすればなんという事はない。
ただ。
虚像を掲げて振る舞い、一時自分を偽ったとしても。
そのツケは自分が払わなくてはならないのだ。
自分を偽るのは簡単な事
ただそのツケを払う自信が無いのであれば、
正直で居る事の方が余程簡単でも、ある。
偽った己は手枷足枷となり、次第に自分の自由を奪う。
それを引き摺って尚、涼しい顔で羽ばたく事が…
仮面を被る上での、必要最低限の心構えなのかもしれない。
嘘をつくならば、覚えて居る事。
己がいつ何時、どんな仮面を被ったのか。
それが出来ずに囁かれる甘い言葉など、なんの意味も持たない。
俺を騙したい意思が感じられる内は、きちんと騙されてあげるから。
な、__。
σ
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