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毒々しい位に輝る、緋色の猫眸
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6 :木更津淳
2006/12/18 11:45

いづ/れの御/時に/か、
女/御、更/衣あま/たさぶ/らひ給/ひけ/る中に、
いとや/むごと/なき際/にはあ/らぬ/が、
すぐ/れて/時め/き給/ふあ/りけり



愛される事が苦痛になる時も有るんだなって、読む度に思う。
この後は他の仕えている人達から苛めにあって、悩む余り病気になって死んでしまった。
この人と帝との子がこの物語の主人公。

栄華と衰退を描いた栄枯盛衰の物語。
天皇になったら国は乱れるとの事で、天皇の座に就けず。
けれども唯の臣下では終わらない不思議な力を持った人。
恋愛も何処か犯罪的。
会った事の無い母親の面影を追い駆けて。
様々な人と逢瀬をする。
父親の妻とも恋愛をした彼。


何だか憐れであり、滑稽にも感じる。
現在の時代に生きる僕達の感覚では解らない事は多いけれど。
禁断の愛や禁忌(タブー)を犯す事に燃えるのは変わらないんじゃないかな。

手に入らないもの程欲しくなって。
駄目だと思う程燃え上がる愛情は。
今も不変。



















































































































































































































































































…君が好きだよ。

うん、無理だって解ってる。

でも、諦めない。
でも、君を拘束したりはしない。

え、其れがもう縛ってるって?
其れなら口にはしない事にする。
御免、こんな事言って。

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