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飛べない鳥、飛ばぬ鳥
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3 :
跡部景吾
2006/12/19 09:01
毎朝、息の白さにハッとする。
移り行く季節と時間を、ただ見つめる。
掴めない時間は、記録と記憶に刻む事で掴んだ気になる。
浅はかな足掻きと知っていても、それ以外の術さえ見つからず。
掴んでは零れて行く砂のように、過ぎた時間。
何かを残せただろうか。
話す事で、俺に、お前に、何かが残っただろうか。
およそ俺らしくない問い掛けも、吐く息の白さが覆い隠してくれる。
昨日のバカ騒ぎも、楽しい時間だったと言える自分に安堵する。
俺は大丈夫、笑っていられるなら大丈夫。
時間の感覚
物事に対する思考
そう云うものが似ていると、最初は思った。
最初、は。
同じ人間、二人はいらねぇだろ？
お前がお前で良かったぜ（笑）
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